また終わるために

いっしょにすごしたときめき

2022-02-01から1ヶ月間の記事一覧

生きていること。生きいること。ああ、それは、何というやりきれない息もたえだえの大事業であろうか。

お手帳、申請通ったからほっとした。 私はもう、芸術のためだけに、鑑賞の為だけに、精神的塩と精神的砂糖のためだけに、あるいは、人生の蜜のためだけに、生きていっていいんだ、と虫のいいことをちらっと考えた。しかし、生きていること。生きていること。…

失恋自殺は、どうなりました?(By:太宰治)

少しばかり良心的なブログ……ようするに、少しばかり良心的であると言うのはなんてアホらしいのだろうかと、私は私のブログを読み返して思った、つらい。 どんどんこじらせて行きゃいいんだよ、と、書くことに関してはそう念じることが多い。数日前に、「村上…

願いのせた嵐

私の人生が嵐だったのか、私そのものが嵐だったのか……目障りな夢のように、鋭く苦い過去を思い出して、わかってる、とこぶしを振り下ろす、ばん、と机が鳴る。 それらの忘れたかった思い出すら、甘やかな喪や痛みになるとわかったから、私はもう忘れたくない…

喪が欲しい

喪の痛み。傷口を自ら抉っていく。 痛みは固有のものだから、痛みがあるうちは、あの人がそこからたち現れる気がする。 私は書いている/書いていく。そうして別れ際のあの人の背中の輪郭をなぞる。出来れば流したい涙は、血に変えていく。 書くとは、間断無…

忘れられない、忘れられない、忘れられない人

忘れられないし、忘れたくない人。そう思った瞬間、またひとつ忘れていく、あの人のことを。 「忘れられない、忘れたくない」という気持ちが記憶の反証になるんだ、つまり、そう思った瞬間、私たちはまたひとつ過去/記憶を手放しているということになる。 私は…

解決を見出すことではなく

困難なのは、解決を見出すことではなく、解決の前段階に過ぎないように見えるものを、解決として承認することではないか ウィトゲンシュタイン

今、あなたに聞きたいことが溢れて

今日ねえ、今から習い事に行くんですけども、どうも月謝を払ってもその分をちゃんと元とって通える自信がなくて気が重いんですよね。 喪=精神の糖って前回発言したものの、糖ばっかりじゃそりゃ気が重くなって当然ですよね。甘いものはなにせ胸やけするから…

天使を振る

中途覚醒して今3:00AM。こんな真夜中にあの人の声や姿が現れたらああもうそれは突然訪れた天使の真夜中なのになとか、またうっとりうっかりする。 真夜中の天使。ピザ持ってきてくれたりするようなのでいいから。けど、私はケーキをあの人にケータリングし…

推しは、悲しくてかっこいい人

結局私にとって、あの人は”推し”なんだよな。人生で出会った人の中だと、そう思った。 書いてる小説とかも結構いい感じだし(今読んだ)、ダントツで推し。 なんだろ、実生活で出会った人っていうのは推しになりにくいけれど(人間関係という政治=損得勘定…

悲しくてかっこいい人

私の好きなタイプは、悲しくてかっこいい人です。 (これは言っておきたかった。) 好きな属性、好きなステータスは、喪です。 (死とは少し違う。) ほしいものは、具体的な獲得より、抽象的な喪です。 (物はすぐ飽きる。) ときどき、↓で喪ラヂヲしてます…

ゆるキャラ(属性:死)

私には希死念慮ってものがいつも緩やかな脅しみたいにやってきて、「そろそろ死んだら?」みたいなことをゆるキャラみたいなノリでふと思いつく。 そろそろ死んだら? 飲みの席で「そろそろ終電?」みたいなノリで、なんか天から降ってくるようにふっ、と思…

クレムリンへ行け!

【解釈6割/和訳4割】 こんな感じ? いつも同じ? 胸が痛み出すと、こんな感じなの? こういうのは好き? いつも同じ? ねえまた戻ってきてよ こういうのは好き? いつも同じ? ねえまた戻ってきて こういうのは好き? こういうのが好きなの? こんな感じ? …

きれいだね、素敵だね、とっても楽しかったね

懐疑=精神の塩、喪=精神の糖。 あの人の性懲りのなさを目の当たりにして、あと、それ以外にも色んな私的理由から、時々怒りが湧いてくるけれど、それは精神に喪が不足しているからであって、私はあの人への「悪意=報いを受けたらいいのにという呪い」で破滅を…

欲望の在り処

あの人は完成された、愛をとても望んでいたのだろうか・・・・・・、『鬼滅の刃』に出てくる家族の絆にあこがれる鬼のように、絆にあこがれていたのだろうか・・・・・・。 私が、イマカレの不正を謝罪して、そのかかわり方や関係性に深く感動した様子だった。つまり、絆…

誰も知らない

ねえ、もちろん愛について、私は何も知らない。だけど、何もない何も知らない何も見つけられない状態に放り投げこまれるよりも、無味乾燥の地獄より、そんな清潔な地獄なんて嫌だから、今少なくとも、愛することで傷つきたいのかもしれないと思っている。 あ…

私、本当はもうあの人から傷つけられることすらないのだという現実にとても傷ついているという二重構造のややこしいパラドックスに陥っている。 だれかが「好きになるっていうのは帰ることに似ているんだ」と言ってて、じゃあ私は失恋しているからその帰る場…

winter buzz

死にたいなあ。なんだろうなあ、このゆるキャラみたいな顔して物騒な思いは。 今年の恋御籤では、「春の陽のような出会いがあるでしょう、変化がカギです」っていう暗示だったのに、あの人から結局絶縁されるし、私はもうこのゆるキャラみたいな希死念慮と一…

あなたなしじゃすべて終わればいいのに

あなたがいなくても、明日にあなたをたずねて行く。私は、あなたがいなくても生きていけるほど強いし、あなたがいなくては苦しいほど弱い。 私のここでの言葉の羅列は、すべてあなたへの――いなくなったあのひとへの、ラヴレターなんだと昨夜気づいた。 あの…

思い出の堆肥=私の生

「きちがいじみた思い出の堆肥としての生を見つめる」 私のTo do list 「勇気なんて出さないこと」 「なるべく読んで、書くこと」 「考えすぎて落ち込まないこと」

忘れることは、出会うための種なんだ

もういっぱいあるけど、また忘れて、また出会う。そういうことを。忘れたくないといいつつ、人は忘れる。そうして、また出会う。忘れることは、出会うための種なんだ。 また出会えて、うれしいね。たとえ偽物のあなただったとしても。明日朝起きたら、おはよ…

また終わるために

ベケットはいつもいいタイトルで本を書いているな、とどれをとっても思った。たとえば、この「また終わるために」もそう、「いざ最悪の方へ」も、そう。 もう少し強くならないとな。けど、私はもうすでにあのころとは違った風の、おんなじ私だから、もういい…

あなただけの場所

私はもっと、喪が欲しい。もっと、喪で甘やかに圧倒されたい。もういっぱいある、はずだったけど、もっと増やしたい。最後に強い口づけをくれるといい。たどたどしく、その赤さについて、言葉を並べていけたらいいと思う。 あの人には、あの人だけの場所があ…

とても言えない

ショックなことがあった。 私は、今日たくさん本を買った。どれも気になっていて、読みたかったものばかり。天気は柔らかい日差しのやや曇り空だ。私の好きな天気。風もない。優しい空気。隣人のちょっとした音楽が聞こえてくる。けど、別に耳障りでもない。…

対岸のあのひと

いなくなったあの人は、いまだに自分の人生を犠牲者の視点でしか生きていけていないように私には見える。実際に犠牲者だったんだろうし、仕方ないものしか見つけてこなかった/集められなかった、という人生だったんだろうなと思う。これは特徴であって、べつ…

嵐の通り道

遠くの田舎の景色は、私に母親の胸の匂いを思い起こさせる。 高速道路をとりどりに行く車やトラックは、一体どんな使命や天命があって、どこに向かっているのだろう?時々大きな河が硬い公道を横たわって裂け出る。鏡のような表を陽の光が合図を送る。 晴れ…

愛の弱者

相手と自分自身のふたりが恋愛関係にいると、どちらかが相手に対する愛情を受け取るより注ぐ比率が大きくなると、その人は愛の弱者といえるのではなかろうか。 なんだったんだろうな・・・・・・、無意味なことを私のイマカレとあの人は話し合っていた。とても相容…