また終わるために

いっしょにすごしたときめき

まきののネガティヴ福袋

罪と罰

金欠でろくに食事してないからか、栄養不足で鬱がひどく、しかも明日から新しく仕事が始まるという圧もあって、苦しい。落ち込んでいて、居てもたってもいられない。人がおそろしい。今美容室にいるのだけど、こわくてたまらない。 どうしたんだろう。Twitte…

結婚=婚姻契約の就業

私たちは労働に関して、時間を買ってもらっている/時間を売っている、という意識でいないと、搾取される一方だという危機感を私はいつも強迫観念みたいに持っている。しかし、時間を買ってもらっている/時間を売っている、という意識は、ほとんどの人には無…

ゆっくりと手放す予期不安 ~立志編~

もうすぐ私は就業する、と思う。と、同時に学校にも通い始めてとても忙しく時間が惜しくなるんだと思う。 私は例の父親の嫡子として誕生した自分を過失の存在だと思っていたのだが、それと同じく父親のついていけない歪さを取り込んでしまった私自身を是正す…

うららかな眠気

本当は春の午後晴れた日は、胸が苦しくなってしまう。なぜだろうか。春の彩りの裏に訣別や別離の悲しい修羅が潜んでいるようで。その影が悲しくも切なくてたまらないのかもしれない。 私は眠い。冬以上に春が眠い。夢で、父親といる時も母親といる時も苦しみ…

風呂ハムレットの乱

風呂ハムレットというのは、毎晩入浴するのを躊躇ってためつすがつもんどりうっては、けっきょく入浴を怖がって「入るべきか、入らぬべきか。それが問題だ」と神妙になる私のことなのである。 私は入浴が本当に苦手で、どうしても怖がってしまう。 色々原因…

夕空から花のかおり

英語の宿題、近頃全然手をつけないままでレッスンに向かうことが増えた。自分をどれだけ叱咤激励しても動かないのである。どうしたんだろう?これも鬱の症状なのかな。 懐かしい春の夕空の雲を追いかけていくのもいいけど、誰かから呼びかけられたい。 眠過…

夜をこめて

この時間に目がさめていると、どうも得したいのか損したいのか決めかねる。 例えば今から英語の宿題しちゃうとか、本を開いて読んじゃうとかなら、私はいい感じなんだよ。けど、そうしない。そうしない私はなんなんだ?この時間に目がさめて、夜に放り出され…

笑われて、笑われて、強くなる

ほんとかなあ、と思いつつ、笑われている。心が麻痺してしまっているだけかもしれなくても、愚行権くらい、私にもある。 あのね、お年寄りが好きくないんですね。これをエイジズムというらしい。美しい男女が好きなんですね、裏返せば不細工が許せないんです…

わたあめに、画鋲 ~私の苛立ち編~

こんな気持ちは久々だな……なにもかも鬱陶しくて、なにもかもパロディで、なにもかも苛立たしい。 エレベーターは1人で乗って、急ぐ。急ぐ口実はうまくは拵えられないけれど、誰もいないから安心する。何が私の今と噛み合わなくなった原因なのか。優しさや気…

わたあめに、画鋲

私の憂鬱は、燃え盛る祈りの家の中に取り残されている。 私の憂鬱は、口から出てくる画鋲の入ったわたあめ。 私の憂鬱は、踏み鳴らしても踏み鳴らしてもビクともしない地球。地球はいつも私に不親切だから。 すし詰めの電車で、人々が礼儀を優先し囁きあって…

真綿のようなアンニュイ

春は何かと眠いし待ちわびるしで、しんどくてたまらん。 正直いって言葉にならんのである、このしんどさは。 先日面接したから企業からの返事待ちなんだけど、なにもなくて神経がすり減ってく。こういうのでいつも私が不利で本当に企業や組織がにくいのです。…

父親は犯罪者

私の父親は、私の母親に暴力を振るっていたDV犯罪者なんだけども、彼いわく「母親は3割悪くて自分は7割悪い」ということらしい。 それを聞いて耳を疑ったし、やはり犯罪者の基礎的な思考が常人と違うんだなという知性の違いの確認もできた……悲しいことが人生や…

春と生活

春になろうとしているからなのか、私は終日眠ってばかりの日が続いていて、うつうつと過ごしている。 眠りの中に内包される春というものがあるのならば、私は春などいらない(ただし、眠りはいる)。夢の中で父親と母親が再婚していた。春だなあ。 生きるのが…

夜明け前、雪降る前

夜明け前はいっとうしずかで昏いように、雪降る前はいっそう寒くて震えるように、人生の明るく温かい場所にいくまでに、こういう時間をのんでいかないとならないらしい。 私は、人知れずつらい道を選ぶだろうなという気がしている。あえての艱難辛苦を求める…

しうねきルッキズム。でも、いいんだ……

会社で働いていると、ストレスやプレッシャーなどの負荷がかかった状態になるから、というのは私のていのいい言い訳で、たとえその相手がシゴデキの上司でも、ルックスが良くないーー少なくとも私にとっては好ましくないルックスーーの場合、注意や叱責をそ…

うだつが上がらないまま大人になっても

刺激に飢えてとにかく高く飛んでいってしまいたい願望のカタマリみたいな子供時代だった。 今でもその名残が記憶されていて、私はうだつの上がらない人々や街並みなどにひとりで憂鬱そうに、うんざりしてしまうことがある。 私の母親はよくわたしにとっての…

春待ちの終わり

春待ちの終わりは、春が来たから終わったわけではなく、春が来ないと理解したがために終わってしまったのだった。 そのかわりに、毎日の待ちぼうけが始まり、私は永遠に来ないだろうその人を待っているのである。 来るかもしれない、来ないかもしれない。そ…

Noble of deracine

もうすぐで春だから、旅立ちの季節。その時に私はどんなところにいて、何を羨み、何を求めてるか? 今の暮らしだろう、きっと、その時に求めているものは。畢竟今現在の暮らしは私の満願だから、まさに今が人生というここちだ。ゆるくほのあたたかく、ほのひ…

息、域、粋、生きを学ぶ合気道

合気道をして長い先生は、とても粋なんだよなあ。声も凛とした響きだし、姿勢も粋だ。鈴が鳴るような音の聞こえてくる心地がいつもする、その佇まい。もう中年の域なのに、見事だ、人間はこうして美しい息を吐くこともあるんだな、と思う。 私はねこねこ猫背…

お菓子、凄い。

お菓子を食べるごとにつくづく思うのだが、このただの嗜好品でしかない、人の生存に必要な栄養素がそれほど含まれていないものを美味しいと感受することは、食文化の中でも凄いことなんじゃないかと。 あるいは、そういう「なんの栄養素もない」嗜好品を美味し…

まきののギャル志向

ギャルの何が羨ましいかをあえていうならば、その図太さ、傍若無人さ、軽さ、なのかもしれない。けど、軽さはもうだいぶ前からギャルにすらなくなって、ずいぶん世の中は重くのしかかる暗い空気になったなあと思う。 今日みたいな日はギャルみたいに「ダルい…

うっとりうっかり

こう、私のブログはうっとりしては、うっかりしてると思うんですよ。 さっき、『あの場所で』っていう文章を書いたけど、なにか見落としてるとしか思えないんだよなあ、私のうっとりには必ずうっかりが潜んでいる。 さっき右耳にひどい耳鳴りが走って「すわ!…

no words

伝えたい事など、無い。記しておきたい事も、無いかもしれない。近頃言葉の無力を味わわされている。 私は年末に臨み、来年の誕生日までには弱虫を何とかしたいと考えた。しかし、それもこれも、成り行きの力によるものだという気がする……私は言葉の無力さだ…

なぜわたしはひとりなんだろう

雲のシグナル、それをうけとったみたいにふと思った。なぜわたしはひとりなんだろう。孤独を何で深めていけばいいか、何で埋めていけばいいか、希望?そういうものはどこで拾えるのだろう? 部屋が相変わらず散らかっているけれど、きれいに整頓されたかばん…

太陽の誕生日

朝、目が覚めてすぐに考えた。ゆうべの本棚組み立ての続き、私は今日頑張ることができるか、そしてできなくても頑張らなきゃならないから人生は厳しい、と。 カーテンを開ける。昨日取り付けたばかりの新しいものだ。東向きの窓から太陽が目を覚まし、私は声…

crying like a child

漠たる思いで見つめる秋空の曇り模様にふと、死を想う。自分の生き方に別の意味を求めてると感じるそのひとと、私は分かり合えないだろうと。それでも希求する気持ちがあるのはどうしたことだろうかと。この人間としての美しい、「にもかかわらず」のかなし…

私は小説家生活ができない

あー、小説書くの、めんどくさいな・・・・・・。最近よく考えるんだけども、「作家はなろうとしてなるものではなく、気づけばなっていたものだ」とかってよく言うでしょ。あれなんなの。本当かなあ、なったから、そう言っているだけなんじゃないの、とか思うわけ…

言葉の魚は泳ぐ

フィクションを書くことについて考えると、自分自身がこれまで味わったことの無いほど興奮するのである……強烈な快楽だ。たまらない。 私は、言葉が好きだ。言葉が、たとえ箸であの雲を掴んでみろ、と言われる対象だとしても、巨大な洗濯機(水槽ではない)の中…

父親、その②

生きても死んでも私の人生に仇なすものという認識がある。父親の話だけど。 父親は数日前私に白々しく「ご様子伺い」の連絡をしてきた。元気か、と思ってと彼はエクスキューズした。何か用かとすぐさま牽制した。私は本当に貧しい女だ。 「お父さん、癌になった…

父親

まず私の人生に現れたもっとも私を見抜かなかった男性登場人物の筆頭が、父親である。 私の人生には、私を見抜いた男性が1人としていない。なんてさびしいことだろうな、と思う。ひとりくらい、居てくれてもいいのに。しかし、恋人関係においてですら、誰ひ…