また終わるために

いっしょにすごしたときめき

まきののネガティヴ福袋

少女いちごの思い出

いちごがとにかく好き。見るのも食べるのも。いちごのお皿、先日買った、コップも時計も。もういっぱいいちごのアイテムがあるけど、実家に置いたままの、あの四角いお皿だけは、まだ手に入れてない。 あの四角の真ん中に、いちごが描かれたお皿。ケーキを食…

やさぐれる私「けっ、多様性。」

多様性が生存戦略のひとつとは言うものの、出来る/出来ないがどう決まるかという仕組みには、どう考えても納得できない。 私は近視眼的なので、多様性なんてなければいいのになと常々思っている。ちゅ、多様性。ではなくてむしろ、けっ、多様性。なのである…

拝啓、忌まわしき過去に

過去は目障りな夢なんだよ……近頃よく過去が逆襲してきて、その度ひとりで立ち止まってうなされている。 過去なんて、後悔なんて、着こなすだけさと嘯(うそぶ)くけど、それでもつらいんだ。そこのお姉さんも、お兄さんも、お父さんも、車掌さんも、社長さんも…

幸せになる、その前に

面接受けるためにその場所へと向かっている。 色んな考えが胸に去来する。期待で動く軽薄な人ばかり集まる場所が組織や会社という所だ。ところが、人は火花だけで動く訳では無い。人間を押して、堂々と図々しく牛のように進む人物が最後に残るんだ。 私はま…

私ひとりが色のない花

幻らしい、と考えても、痛いし、その上血は確かに赤く、熱をもっていて、私たちの涙は間違いなく小さな海だ。 しかし、遠くの星の向こうの、そのまた向こうにある地球に似たなにかの星にいる何者かにとって、私たちは確かに幻だろう。 幻。 なのに、どうして…

幸せになろう

もし、「金銭的にも立場的にもふんだんに保証されて栄光の中生きる」幸せボタン、みたいなのがあったら、押すかな?と自問したけど、私はたぶんやけど押さないんですよね。 今の暮らしで努力していってる事が何なのかは自分でもあんまりよく分からないけども…

身を切るようなさびしさ

夜くん、声聞きたい。会いたい。 私は不安でたまらない。でもよく耐えた方だと思う。 もう3週間ほど連絡がないまま過ぎた。私たち、これで終わってしまうんだろうか?それが心配で不安なんだ。

fruits of serendipity~テクストの織りなす音楽とはなにか~

《私にとって、文章をしたためる行為は、天啓のヒラメキというよりはむしろ、罪の延長に近い。しかも、罪滅ぼしにもならない。その先もまた、罪が伸びている。》 ⬆以前、このように述べたが、罪の延長とはなにかというと、これは楽観的であるものの割と真面…

ぬるい涙が頬をつたう

夏は暑いんだけど、私はぬるい。覚悟がぬるい。悲しみがぬるい。切なさも、ぬるい。やる気も。なにもかもぬるい。 だから何かがしたいのに、何もしたくないのかもしれない、けど、どうなんだろう、やはり何かがしたいのかもしれない。この判別も、ぬるい。そ…

躍起になって

学生時代は、とにかく将来父親にその責任とか過失を認知してもらうために「偉く」なろうと躍起になって勉強していた。そんなのおかしいと気づいたのは、高校生の頃で、どれだけ頑張ろうと、私の家庭環境や家庭の問題は一向に変わらないし、父親の意識を変え…

子供が親の期待に応える時、そこに愛や平和は生じるか

「失望させたくない」 というネガティヴな想いにとらわれていて、親の問題も、家庭の問題も、とにかく私が夢を示していけば何とかなるんかなとほんのり考えてたんですよね。 誰かの期待に私が応える時、そこに愛はあるのか?平和はあるのか?私は満足なのか…

自棄になって無茶をして、行けるところまで

もう習い事の英会話全部辞めちゃいたい。 何もかも棄てて、ゆるされる場所へいきたい。 いま私、自棄をおこしてる。それはわかってる。だけど、もう連綿と続く毎日とか生活とか、人生がなんの実りもなければもう何もいらなくなるよ。求めて手に入らないなら…

罪と罰

金欠でろくに食事してないからか、栄養不足で鬱がひどく、しかも明日から新しく仕事が始まるという圧もあって、苦しい。落ち込んでいて、居てもたってもいられない。人がおそろしい。今美容室にいるのだけど、こわくてたまらない。 どうしたんだろう。Twitte…

結婚=婚姻契約の就業

私たちは労働に関して、時間を買ってもらっている/時間を売っている、という意識でいないと、搾取される一方だという危機感を私はいつも強迫観念みたいに持っている。しかし、時間を買ってもらっている/時間を売っている、という意識は、ほとんどの人には無…

ゆっくりと手放す予期不安 ~立志編~

もうすぐ私は就業する、と思う。と、同時に学校にも通い始めてとても忙しく時間が惜しくなるんだと思う。 私は例の父親の嫡子として誕生した自分を過失の存在だと思っていたのだが、それと同じく父親のついていけない歪さを取り込んでしまった私自身を是正す…

うららかな眠気

本当は春の午後晴れた日は、胸が苦しくなってしまう。なぜだろうか。春の彩りの裏に訣別や別離の悲しい修羅が潜んでいるようで。その影が悲しくも切なくてたまらないのかもしれない。 私は眠い。冬以上に春が眠い。夢で、父親といる時も母親といる時も苦しみ…

風呂ハムレットの乱

風呂ハムレットというのは、毎晩入浴するのを躊躇ってためつすがつもんどりうっては、けっきょく入浴を怖がって「入るべきか、入らぬべきか。それが問題だ」と神妙になる私のことなのである。 私は入浴が本当に苦手で、どうしても怖がってしまう。 色々原因…

夕空から花のかおり

英語の宿題、近頃全然手をつけないままでレッスンに向かうことが増えた。自分をどれだけ叱咤激励しても動かないのである。どうしたんだろう?これも鬱の症状なのかな。 懐かしい春の夕空の雲を追いかけていくのもいいけど、誰かから呼びかけられたい。 眠過…

夜をこめて

この時間に目がさめていると、どうも得したいのか損したいのか決めかねる。 例えば今から英語の宿題しちゃうとか、本を開いて読んじゃうとかなら、私はいい感じなんだよ。けど、そうしない。そうしない私はなんなんだ?この時間に目がさめて、夜に放り出され…

笑われて、笑われて、強くなる

ほんとかなあ、と思いつつ、笑われている。心が麻痺してしまっているだけかもしれなくても、愚行権くらい、私にもある。 あのね、お年寄りが好きくないんですね。これをエイジズムというらしい。美しい男女が好きなんですね、裏返せば不細工が許せないんです…

わたあめに、画鋲 ~私の苛立ち編~

こんな気持ちは久々だな……なにもかも鬱陶しくて、なにもかもパロディで、なにもかも苛立たしい。 エレベーターは1人で乗って、急ぐ。急ぐ口実はうまくは拵えられないけれど、誰もいないから安心する。何が私の今と噛み合わなくなった原因なのか。優しさや気…

わたあめに、画鋲

私の憂鬱は、燃え盛る祈りの家の中に取り残されている。 私の憂鬱は、口から出てくる画鋲の入ったわたあめ。 私の憂鬱は、踏み鳴らしても踏み鳴らしてもビクともしない地球。地球はいつも私に不親切だから。 すし詰めの電車で、人々が礼儀を優先し囁きあって…

真綿のようなアンニュイ

春は何かと眠いし待ちわびるしで、しんどくてたまらん。 正直いって言葉にならんのである、このしんどさは。 先日面接したから企業からの返事待ちなんだけど、なにもなくて神経がすり減ってく。こういうのでいつも私が不利で本当に企業や組織がにくいのです。…

父親は犯罪者

私の父親は、私の母親に暴力を振るっていたDV犯罪者なんだけども、彼いわく「母親は3割悪くて自分は7割悪い」ということらしい。 それを聞いて耳を疑ったし、やはり犯罪者の基礎的な思考が常人と違うんだなという知性の違いの確認もできた……悲しいことが人生や…

春と生活

春になろうとしているからなのか、私は終日眠ってばかりの日が続いていて、うつうつと過ごしている。 眠りの中に内包される春というものがあるのならば、私は春などいらない(ただし、眠りはいる)。夢の中で父親と母親が再婚していた。春だなあ。 生きるのが…

夜明け前、雪降る前

夜明け前はいっとうしずかで昏いように、雪降る前はいっそう寒くて震えるように、人生の明るく温かい場所にいくまでに、こういう時間をのんでいかないとならないらしい。 私は、人知れずつらい道を選ぶだろうなという気がしている。あえての艱難辛苦を求める…

しうねきルッキズム。でも、いいんだ……

会社で働いていると、ストレスやプレッシャーなどの負荷がかかった状態になるから、というのは私のていのいい言い訳で、たとえその相手がシゴデキの上司でも、ルックスが良くないーー少なくとも私にとっては好ましくないルックスーーの場合、注意や叱責をそ…

うだつが上がらないまま大人になっても

刺激に飢えてとにかく高く飛んでいってしまいたい願望のカタマリみたいな子供時代だった。 今でもその名残が記憶されていて、私はうだつの上がらない人々や街並みなどにひとりで憂鬱そうに、うんざりしてしまうことがある。 私の母親はよくわたしにとっての…

春待ちの終わり

春待ちの終わりは、春が来たから終わったわけではなく、春が来ないと理解したがために終わってしまったのだった。 そのかわりに、毎日の待ちぼうけが始まり、私は永遠に来ないだろうその人を待っているのである。 来るかもしれない、来ないかもしれない。そ…

Noble of deracine

もうすぐで春だから、旅立ちの季節。その時に私はどんなところにいて、何を羨み、何を求めてるか? 今の暮らしだろう、きっと、その時に求めているものは。畢竟今現在の暮らしは私の満願だから、まさに今が人生というここちだ。ゆるくほのあたたかく、ほのひ…