また終わるために

いっしょにすごしたときめき

恋しさのディスクール

もう一度、デジャヴュ

あの人から恋人として私が選ばれなかったのは、なんだったんだろう、と不思議~な気持ちになることがあって、一抹のさびしさもやってくる。 私はあの人から本心で・本気で、嫌われていたのだろうか・・・・・・、あるいは、そう装いつつあの人は私を優先してくれた…

終わらないデジャヴュ

何度も姿を変えて 私の前に 舞い降りたあなたを今日は 探してる 【まきの周作】 例えば、花盛りの晴れたある春の公園で、例えば、雨の日の静かな匂いのする午後の図書館で、例えば、一枚岩のような真っ青な快晴の空に、例えば、瞬きするような木漏れ日のもと…

無力化――恋に恋する

たちまちにわたしは、わたしの欲望を、無力になったこの対象からわたしの欲望そのものへと向けてしまうだろう。わたしが欲しているのはわたしの欲望であり、恋愛対象というのはそのだしになってきたにすぎないのだった。 いつの日かあの人をあきらめるときが…

神様だけが知っているI miss you

本当は、戻って来て欲しいんだ、そんな気がする。 例えば、夜遅く一人でいる時。 例えば、疲れて家に帰る途中のバスの中。 何が望みなのか、もはやもうわからないのだけど、私はあの人の声や言葉を望んでるようなんだ、どうやら。ただし、確証はない。 私の…

少しの未練

あの人は結局私に何も言わずに不自然なほど急に居なくなったわけだけど、今は他の子と仲良くなろうとしてて、私に無くてその子にあるものはなんなのかな、とか、逆に私にあってその子に無いものはなんなのかな、などと少しの未練とともに考えては傷ついてい…

ああもう全部止めだ ここにしがみ付いてる価値はない

もう何もかも嫌になった ああもう全部止めだ ここにしがみ付いてる価値はない そもそも前から気に食わなかった イライラすんのは割にあわない 辛酸舐める日々の逆境 夢が重荷になってりゃ世話ねぇ amazarashi『逃避行』 【被告人、まきのまきな】 ああ、たぶ…

おやすみなさい

あの人の不在から自由になる自由を選びとったのだろう私はもう元気です、色々あるけど。 ただ、あの人の顔が浮かぶたび、胸の奥がひりひり痛くて、心のやけどはまだ残っているのだなと思う、そしてそれはもしかしたらーーもしかしたら、あの人の声なのかとい…

最低の中で輝く屑

最低、最低、とその日が続いて、それでも輝くなら、それはもう私にとって宝石だ。 あの人はいつも自分自身を屑だと言って切り捨てようとするけども、それでも影はついてくる、自分自身に。だから、いやいやでも、しぶしぶでも、自分と付き合っていくけれど、…

私は鏡と目が合って、にっこり頬笑む(あるいは、テュケーについて)

私の理解によると、ラカンのいうテュケーとは、”出会い損ないとしての出会い”なのであるが、そのことによる傷/痛苦をいやすには、また出会いなおす(しかしそれも出会い損ないとしての出会いになるのだが)のがいいのだと思う。 もう一度出会ったところで、…

止められない喪失

インターネットの不調でだいぶ書く間隔があいてしまったから、何を話したらいいか、自分自身と自分とに距離ができてしまった気分だ。 けれど、これだけはいえる。私がここに書き起こしている言葉は最近、あの人のことが多いしすべてかもしれないが、 ①あの人…

飲みのこしたコーヒーはだんだん冷えて、茶碗の底に後悔のやうに黒く残るの。それは苦くて甘くて冷たくて、もう飲めやしないの。(by:三島由紀夫)

叶うばかりが恋じゃない、わかってる。冷たく残っている、カップの底のコーヒーの跡みたいに、洗い流しにくくて、苦くて甘くて冷たい。 あの人は私が好きかどうかわからないらしかった。好き、と恋の告白をしといて、そりゃないよ、と言いたいけれども、リア…

自由になる自由があるけど

あの人を喪った悲しみに明け暮れていたい。身を委ねていたい。そうでないと、私はさびしいきれいな地獄に幽霊のようにひとりだ。 あの人の痛みにとらわれていたい。それから自分自身が自由になる方法ならいくらでも浮かぶけど、私は……。

「そういえば、愛してる」

あの人が泣くくらいなら、私がいつまでも泣いていたい。あの人の代わりに私が涙を流す。そうすることで、泣き止んだ頃に「そういえば、愛してる」と思うのだろうと感じる、もちろん私があの人をね。 あの人はもう前を向いて、自分の意識がいつも通りに機能し…

季節にそそぐ思い出

どの景色やどの影をみても、猫にも、あの花にも、あの雲にすら、あの人のおもかげがみられて私はおかしい。苦しくてたまらない。 何が悪かったのか。この夜のとばりにさらわれそうな時間にはかならず鬱とともにそういった自問自答がやってきて、この部屋には…

両極から引き裂かれてyou,you,you

私はイマカレにとても残酷なことをしているなと感じる時がある。いつまでもあの人が運命の人めいて見えるから(会えないがゆえに、切り捨てられたがゆえに)、イマカレとあの人の間で自分の意識が引き裂かれて(どちらが正しいのか)、自分の意識が二分され…

運命の人に、出会わない。

出会い損ないとしての出会いは、テュケーと言われてたりする(私の解釈も入ってるけど)。この出会い損ないとしての出会い=テュケーによって手に入るものは何だろう。例えば不在。例えばオブセッション。例えば悲しみ、対象a、エクリチュールの快楽。私は…

花のような傷を持って、生まれた

喪に咲く花はリンボでしか咲かない。その美しさ、その香り、その光。花のような傷を持って、やってくるあの人。 何か言っている、わからない、と合図する。夢か、と分かる。静かで激しい孤独がやってくる。鍵のかからない密室に、夜がひたひたになっていく。…

続・悲しくてかっこいい人

私の好きな/好きだった(過去形にしようとリハビリテーションしてんだよ)あの人は、20代前半にして好きな映画や好きな音楽がきちんと軸をもって出来上がっていて、そういうところとか本当に眩しい。 生い立ちは(はっきり言って)悲惨で、家庭に恵まれない…

忘れられない、忘れられない、忘れられない人

忘れられないし、忘れたくない人。そう思った瞬間、またひとつ忘れていく、あの人のことを。 「忘れられない、忘れたくない」という気持ちが記憶の反証になるんだ、つまり、そう思った瞬間、私たちはまたひとつ過去/記憶を手放しているということになる。 私は…

今、あなたに聞きたいことが溢れて

今日ねえ、今から習い事に行くんですけども、どうも月謝を払ってもその分をちゃんと元とって通える自信がなくて気が重いんですよね。 喪=精神の糖って前回発言したものの、糖ばっかりじゃそりゃ気が重くなって当然ですよね。甘いものはなにせ胸やけするから…

天使を振る

中途覚醒して今3:00AM。こんな真夜中にあの人の声や姿が現れたらああもうそれは突然訪れた天使の真夜中なのになとか、またうっとりうっかりする。 真夜中の天使。ピザ持ってきてくれたりするようなのでいいから。けど、私はケーキをあの人にケータリングし…

誰も知らない

ねえ、もちろん愛について、私は何も知らない。だけど、何もない何も知らない何も見つけられない状態に放り投げこまれるよりも、無味乾燥の地獄より、そんな清潔な地獄なんて嫌だから、今少なくとも、愛することで傷つきたいのかもしれないと思っている。 あ…

私、本当はもうあの人から傷つけられることすらないのだという現実にとても傷ついているという二重構造のややこしいパラドックスに陥っている。 だれかが「好きになるっていうのは帰ることに似ているんだ」と言ってて、じゃあ私は失恋しているからその帰る場…

あなたなしじゃすべて終わればいいのに

あなたがいなくても、明日にあなたをたずねて行く。私は、あなたがいなくても生きていけるほど強いし、あなたがいなくては苦しいほど弱い。 私のここでの言葉の羅列は、すべてあなたへの――いなくなったあのひとへの、ラヴレターなんだと昨夜気づいた。 あの…

あなただけの場所

私はもっと、喪が欲しい。もっと、喪で甘やかに圧倒されたい。もういっぱいある、はずだったけど、もっと増やしたい。最後に強い口づけをくれるといい。たどたどしく、その赤さについて、言葉を並べていけたらいいと思う。 あの人には、あの人だけの場所があ…

対岸のあのひと

いなくなったあの人は、いまだに自分の人生を犠牲者の視点でしか生きていけていないように私には見える。実際に犠牲者だったんだろうし、仕方ないものしか見つけてこなかった/集められなかった、という人生だったんだろうなと思う。これは特徴であって、べつ…

嵐の通り道

遠くの田舎の景色は、私に母親の胸の匂いを思い起こさせる。 高速道路をとりどりに行く車やトラックは、一体どんな使命や天命があって、どこに向かっているのだろう?時々大きな河が硬い公道を横たわって裂け出る。鏡のような表を陽の光が合図を送る。 晴れ…

愛の弱者

相手と自分自身のふたりが恋愛関係にいると、どちらかが相手に対する愛情を受け取るより注ぐ比率が大きくなると、その人は愛の弱者といえるのではなかろうか。 なんだったんだろうな・・・・・・、無意味なことを私のイマカレとあの人は話し合っていた。とても相容…

喪を食べる

居なくなってからというもの、人は本当にその人のことを愛し始める時が居なくなったその時なんじゃないかと思う。本当に人が相手を愛し始めるのは、相手がいなくなってからだろう。すなわち、喪を手にするということは、愛の意味を気づき、こねくり回すのも…

正しいさよならの仕方を

私には分からなかった。たぶん、あの人にも分からなかったのかもしれない。正しいさよならの仕方を。 私は子供みたいに、あの人の誕生日祝いにケーキを用意しては、はしゃいでいた。けど、今から思えば、もう既にあの人の心は、私を切り捨てる方向に傾いてい…