また終わるために

いっしょにすごしたときめき

感情、というできごと

私は私の感情をなるべく意識しないように生きることで、自分を守っていた。とてもつらい思春期だったし、あんまりにも苦しくてかかえきれないほどの悲しみやつらい気持ちがあったから。 だから、そうすると、楽しいはずの快楽まで逃げていってしまい、私は発…

喪った意味、あるいは父親はいるが母親がいないこと

人生や、生きることの「意味」なんて、本当は無いことをわかっているけれども、あえてその言い草を採択して言えば、私は得意科目の英語を頑張っても生きる意味なんてないんだという自覚をある瞬間してからというもの、なんとなく鬱々と過ごしては、英語に対…

期待の裏には失望しかないですよねえ

疲労と憂鬱と孤独感が胸に嵐を呼んでいて、頭の中はむしろ静か、そうでなくとも、少なくとも私は表面的には大変静かだ。 つらくてゆううつでさびしさをおぼえると、私は買い物へ出掛けがちらしい。今日買ったものは、必要だと感じたから購入したのだけど、ボ…

結婚=婚姻契約の就業

私たちは労働に関して、時間を買ってもらっている/時間を売っている、という意識でいないと、搾取される一方だという危機感を私はいつも強迫観念みたいに持っている。しかし、時間を買ってもらっている/時間を売っている、という意識は、ほとんどの人には無…

職業訓練校の思い出

職業訓練校で、書類提出の後、面接官に色々確認と尋問を受けた日だった。 まず、来る人全てスーツ姿なので、なかなかシックではあるけれどもワンピースの装いである私は、なんだか嫌な予感を覚えた。 特にお咎めはなかったものの、少し場違いだったらしく、…

毅然

こんな夢を見た。 父親がなんだか狂っていて、私に暴力を振るおうとしてきたが、私は習った剣道で返り討ちにした。父親は気絶した。私はその脈を首元で確認するところまで如実に夢を見た。 いつもと違う。いつもは、私が父親を例の旅行土産の木刀を両手にし…

ゆっくりと手放す予期不安 ~立志編~

もうすぐ私は就業する、と思う。と、同時に学校にも通い始めてとても忙しく時間が惜しくなるんだと思う。 私は例の父親の嫡子として誕生した自分を過失の存在だと思っていたのだが、それと同じく父親のついていけない歪さを取り込んでしまった私自身を是正す…

慕情

まいったな、会わなくていいはずなのに、という一言を私自身で反芻して消えない火を消そうと頑張ってしまっている。無駄な抵抗というやつだ……私はいつの間にか恋愛のただ中にその人と共に居て、あの人もきっと私が欲しいはずなのに、なのになのになのになの…

薄情な私の胸を締めつける

父親のことといい、男友達のことといい、胸が締めつけられる。私は薄情と自分に決めてかかっていたのに、人情らしいものがまだあったようだ。疑って詰め寄ったり、信じきれず頭を悪くしたりすると、こういう切なさに直面する。 春はもう終わる頃だ。葉桜がよ…

鬱と再生

いつか結ばれるより今会いたかったけど会えなかった人の影が、春の木々が芽吹く中を目を伏せて歩く私のまつ毛に滲む。どうしても私とは重ならなかった人たち。 一昨日の真夜中にやってきた春の嵐で干していた洗濯物が全てダメになってしまったけど、今日は晴…

突然訪れた春の嵐

面倒がやってきたのですよ。 まずそれほど関わっていない友人が登録していたマチアプの不具合でいい感じの相手だった方と連絡する手段を失ったから、色々な理由から私が代行で相手を探すことになったんですね……聞くだけで面倒くさそうだと思ってくださると読…

うららかな眠気

本当は春の午後晴れた日は、胸が苦しくなってしまう。なぜだろうか。春の彩りの裏に訣別や別離の悲しい修羅が潜んでいるようで。その影が悲しくも切なくてたまらないのかもしれない。 私は眠い。冬以上に春が眠い。夢で、父親といる時も母親といる時も苦しみ…

風呂ハムレットの乱

風呂ハムレットというのは、毎晩入浴するのを躊躇ってためつすがつもんどりうっては、けっきょく入浴を怖がって「入るべきか、入らぬべきか。それが問題だ」と神妙になる私のことなのである。 私は入浴が本当に苦手で、どうしても怖がってしまう。 色々原因…

私から嵐に飛び込んで

剣道を始めてみたのだが、とにかく3ヶ月はやってみようと思っているものの、ひとをバシバシしばくのが私には恐ろしいことなので、今日も「先生、すみません!」といいつつ、面を何度も本気で振りかぶってくりひろげた。その節はありがとうございます。 剣道…

暮らしに嵐がやってきて

相席ラウンジ通いを知ってからというもの、私の暮らしはすっかりダメになった気がする。まず部屋が散らかるようになったし、私は日々のタスクに以前よりも無頓着になったようだ。帰宅して何もかも放り出して疲れ果てて眠ってしまうことが増えたから。 あるい…

一緒に過ごしたときめき part2

昨夜はありがとう。キスしてその次は何も無かったんだけど、窓の向こうで春の夜が吹き荒れているうち側で私たちは裸で抱き合っていた。優しさ。永遠の換喩。けど、その響きは全てあなただった。 ありがとう。でも、私が今ひとりきりで昨日をしのんでいるこの…

一緒に過ごしたときめき

出会ってまだ2日とか3日とかの男の子と、なぜ私は一緒に自室で眠ってるんだ?どうした私?元気か?いや、元気も元気なんだけども、こういう急展開が人生で初めてだからとても戸惑っている。 ちょっと会っただけだよ。お酒を飲んで、ご馳走していただいて。手…

花のような傷を持ってうまれた

過眠がひどくて困っているんですが、起きていても昔のつらい記憶がよぎっていって、それもまた困るんですよね。 春はそういう季節なんだろうか?過去がよみがえる季節。

「まあいいや、別にあの人の彼女じゃないし」その2

承前。 チェンジ実行男子の説教内容無さすぎてほんまなんの時間やったんやろなあと憤りが今になってかえってくるという。 「人生捨てたもんじゃない、の”じ”という字は、人生の字ですよね」とか言ってたかな忘れた笑。内容無さすぎて口の中の水分全部吸い取…

「まあいいや、別にあの人の彼女じゃないし」

相席ラウンジにまた行ってきたんですよ。 今度はSNSで知り合った初対面の女の子と一緒に。 で、初めての店だったのでどんなんかなぁとか思てたら、まあさいしょは歳上でテンションも上でしんどいひとが来たんですね。自己開示する余地無いくらいその歳上男子…

夕空から花のかおり

英語の宿題、近頃全然手をつけないままでレッスンに向かうことが増えた。自分をどれだけ叱咤激励しても動かないのである。どうしたんだろう?これも鬱の症状なのかな。 懐かしい春の夕空の雲を追いかけていくのもいいけど、誰かから呼びかけられたい。 眠過…

夜をこめて

この時間に目がさめていると、どうも得したいのか損したいのか決めかねる。 例えば今から英語の宿題しちゃうとか、本を開いて読んじゃうとかなら、私はいい感じなんだよ。けど、そうしない。そうしない私はなんなんだ?この時間に目がさめて、夜に放り出され…

笑われて、笑われて、強くなる

ほんとかなあ、と思いつつ、笑われている。心が麻痺してしまっているだけかもしれなくても、愚行権くらい、私にもある。 あのね、お年寄りが好きくないんですね。これをエイジズムというらしい。美しい男女が好きなんですね、裏返せば不細工が許せないんです…

プラスチックスター

夜明けまで夜遊びすることにハマってて、別にホストクラブには行かないし行きたくもないのだけども、相席ラウンジに顔を出して相席を楽しんでいる。 色んな人間が居るなあと勉強になる。私は今ここで、相席ラウンジのひとりカウンターで、夜の文字を並べてい…

わたあめに、画鋲 ~私の苛立ち編~

こんな気持ちは久々だな……なにもかも鬱陶しくて、なにもかもパロディで、なにもかも苛立たしい。 エレベーターは1人で乗って、急ぐ。急ぐ口実はうまくは拵えられないけれど、誰もいないから安心する。何が私の今と噛み合わなくなった原因なのか。優しさや気…

わたあめに、画鋲

私の憂鬱は、燃え盛る祈りの家の中に取り残されている。 私の憂鬱は、口から出てくる画鋲の入ったわたあめ。 私の憂鬱は、踏み鳴らしても踏み鳴らしてもビクともしない地球。地球はいつも私に不親切だから。 すし詰めの電車で、人々が礼儀を優先し囁きあって…

真綿のようなアンニュイ

春は何かと眠いし待ちわびるしで、しんどくてたまらん。 正直いって言葉にならんのである、このしんどさは。 先日面接したから企業からの返事待ちなんだけど、なにもなくて神経がすり減ってく。こういうのでいつも私が不利で本当に企業や組織がにくいのです。…

お年寄りに対して私から説教(てゆーか、愚痴)

父方の祖父母が私にとって生きる糧であり死活問題となる存在であった私の母親をリンチしていたという過去から、私の怒りがトランスフォームしてしまったのか、私は世の中のお年寄りが須らく大嫌いである。 今日の合気道の稽古でも、不快な出来事に遭遇し、嫌…

うまくいかない

体調不良になると、たいていタイミングがずれる。 信号が赤ばかりになったりする(気の所為とかじゃなく)。 匿名の場で、自分の個人情報を口にしてしまって、しまった!となったりする。 なんだかそりの合わない人と、本当にそりが合わなくなったり、する。 …

脳裏の桜、満開。

元彼だったあの人にはもうすでに好きな人でも出来たのかな、と思い、ダイニングテーブルの椅子の方向を変えた。2脚ある椅子。これを丸いテーブルを挟んで向かいあわせでも、隣り合わせでもなく、少し斜めの横同士にした。テーブルを挟んで直角というか。丸テ…