また終わるために

いっしょにすごしたときめき

しかしながら、生きようと

なにから話すべきか、今更私からは言わなくていいのかもしれない、けど、言おうと思う。

これは、私たちのEXODUSだ。決死の覚悟の飛翔。あとには退けない。見慣れた景色や街や、そして人達に、さよならを告げて、成し遂げたいこと。それは、代わり映えしない日常の立て直し。

どうしても自分自身が、自分のためにだけ。それが、祈りになって届けば僥倖。夜明けまでの長い道、だけど、夜と夜、夢と夢の間を怯えながらでも、一枚ずつとらえて完成させるコラージュ。私たちの新しい景色。

私は、ここからあなたに花束を送る。涙と言葉にならないまばゆさで出来た花束を。嘘でも始まればいいんだ。ゆっくり開かれていく上り坂の向こうの空。