また終わるために

いっしょにすごしたときめき

社会を許せずにいるから、私もまた社会から許されないのだろうか

私の父親のような人間が処罰されずにいる社会を私はどうしても許せないのである。

これは、事実に基づく私の確信だから、絶望と確信とが合わさると、そりゃどうしたって、許せやしないでしょう。私の言い分に……、いや、だから社会もまた私を許さないのであるだろうな。だったらもう、私は社会や組織や会社といったものと、縁を切りたい。