また終わるために

いっしょにすごしたときめき

自販機の政権争い

自動販売機には、自動販売機なりに政権争いがあって、たとえば水550mlが110円とすれば、150mlは100円。いや、これは経済学というより、政治だと私は思うのだよ。

たとえばをもうひとつだすけど、今の彼は旅の帰途についていて、携帯電話が機能不全になってTwitterとかブログとかその他のアプリもろもろも、作動しない。しかし、その傍らで私は悠々自適にブログを更新しまくっている。この彼と私の間の政治。鈍行電車の相席がとたんに証人喚問席に早変わりだ。互いに尋問しあい、互いに裁量する。

このときの政治で有効な対策はどういうものかと考えるまでもなく、スマホで遊びまくってる私は、この政治をこのようにデフォルメし、スケッチし、いうなれば政権争いから離脱しているのである。

そこへ彼の一手、「そういえば」私が目配せする。と、彼が「今日は滑っていい日だったな」アウトーーーーーっx!!

むしろ私が滑ったのだ。のだ、って…(笑)

私は自販機の110円の水を、選び、vote(投票)した。550mlの潤いがもたらされる。嬉しいですね。政権争いは、110円、550ml水氏の勝利。まきの氏敗退。