また終わるために

いっしょにすごしたときめき

恋しくて、恋しくて、刹那のときに

あの人は私を置いてきぼりにしてしまった、もういつまでも傍にはいられないと思ったのだろう。前に進もうとそれを選んだ……理不尽まみれの人生にも、立ち向かう、私を置いてでも。

尚更好きになる、そんなあなたの強さが眩しい。あなたは、とても家庭や家族の事に傷つきながらも、傷つけられながらも、強く前を向いて孤独でも辛くてもひとを思いやる優しさも持っている……。ただ、私を……。

私は、そんなあなたが好きなんだ。そんなあなたが大好きなんだ。

私を思いやって、置いていったのだと思う。ついていく。きっとまた出会う。あなたが好きだから。