また終わるために

いっしょにすごしたときめき

恋しくて、恋しくて、もう朝なの

あなたは好きだけど、あなたの好きな人とを引き離してまで一緒になるわけにはいかない。あの人の言い分はこれなのだろうか?

今朝も天気はいいみたいだけど、この晴れ渡る朝日のもとに私は一人、駅の小荷物のように置き忘れられた。思えば、あの人はいつでも逃げ去り、飛び去ろうとしていた。どんなときも。私を真剣に好きだからこそ、私を無下にできなかったのだろうか。そんな・・・・・・わからない、それはうぬぼれではないだろうか?

今、とても混乱していて・・・・・・。携帯電話を手に取って確認するたび、自分自身があの人とはもう途切れてしまったんだと打ちのめされる。ただの連絡ツールは、なにも音沙汰がないと拷問器具になってしまう。まだらな不幸と、まだらな破局。少しばかり良心的な。

どうぞ恨んでくれて構わない。あなたが好きだから。こういわれた気がした。いや、それはうぬぼれだろうけど。さよならハピネス。