また終わるために

いっしょにすごしたときめき

季節にそそぐ思い出

どの景色やどの影をみても、猫にも、あの花にも、あの雲にすら、あの人のおもかげがみられて私はおかしい。苦しくてたまらない。

何が悪かったのか。この夜のとばりにさらわれそうな時間にはかならず鬱とともにそういった自問自答がやってきて、この部屋にはあの人の声や思い出や言葉がいっぱいにあふれてくる。つらい。