また終わるために

いっしょにすごしたときめき

ひと目でわかったの。


f:id:sayfarewellslowly:20220304124823j:image

 

いい作品(もの)に出会うと、「なんでもっと早く知ることが出来なかったのか」という後悔が先立って、心理的な麻痺状態を起こしてしまい、金縛りにあう。その先に踏み込むのが躊躇うくらいの感動をおぼえて、心中したくなるんだよ、いわば芸術と。

amazarashiというアーティストのCDを初めて買ったのは承前、歌詞だけで白飯3杯はいけるなあと思ったのだった。ところで、私が衝撃を受けた歌詞のフレーズ、あるいはワードをここに羅列してみようと思う。今のところ、『季節は次々死んでいく』しか手元にないのだけど、好きなところと、ダメ出しももしかしたらしていこうかな。

「挙動不審のイノセント」

「拝啓 忌まわしき過去に告ぐ 絶縁の詩」

「最低な日々の 最悪な夢の 残骸」

根腐れた夢に預かった命」

⬆これ、ほんといいな。走れメロス的な命の走り出しも描かれてる様に思う。wikiの情報だけど、この作詞作曲を手がける秋田ひろむさんが、寺山修司太宰治を愛読してるというのも頷ける。

最近の作品の出会いでもっとも大きいショックかもしれない、良い意味での。もっと早く出会いたかった、それが本当に悔やまれる。

 

 


f:id:sayfarewellslowly:20220304125818j:image