また終わるために

いっしょにすごしたときめき

たぶんさよならは永遠に

たぶんさよならは永遠にないのだろうな、喪=愛、とも言えるのだとすれば。

私の持論では、喪ってから人は人を真に愛し始めると思うので、だとしたらobsessionでも対象aでも、不在は天使だ。だからこそ実存のあるときに愛し損ないとしての愛しかなかったら回帰がないも同然だから愛しても愛しても足りない不全感だけがのこって虚しいのだろう。影を追いかけては愛そうとしているようで。

影に対して非常に義理堅いという愛し方、対象の求め方。

家族と愛し損ないとしてのアタッチメントを教えてもらったら、人はそうなるんじゃないか。家族から放擲された私という実存は回帰を求めて、影を追いかける。