また終わるために

いっしょにすごしたときめき

不可避な死へと向かう緩慢な病

ジョン・アーヴィングの小説の登場人物であるT・S・ガープが言うように、人生とは不可避な死へと向かう緩慢な病の過程に過ぎないのであって、時間の差こそあれ、人はみんなやがて死ぬ。

何故なら生きること自体が、ひとつの治療不可能な病であるからだ。

 

 

  村上春樹