また終わるために

いっしょにすごしたときめき

フリフリイエローパンティの乱

元彼は私の新品未使用のフリフリイエローパンティを履いて、ふむ、としんみりした様子で一息ついた。私はそのあまりのフィット感と、元彼の顔立ちの変態ぶりとのコントラストにくらくらしていた・・・・・・悪い意味で。

フリフリイエローパンティは、私の趣味ではないので履かずにおいていたのだけども、ある日元彼が私の家に来て着替えがないことに気づいたのでそれに目を付けたのだった。

じゃーん、という感じで私に履いて見せた元彼のちょっと遠慮がちでありながらも、開き直りつつ得意げな様子は、のちの私に影響を与えた。

ちなみに、そういうパンティを、今彼は決して夢にも履こうといわないし、履いたりしようともしない。そういうところを評価しているんだ、いいね!

ハードル低いと思いますよ、彼氏になってくれる人を選ぶ時の、私。元彼が東大生だったというのは、もう過去の歌みたいなもんですね・・・・・・色褪せた事実です。