また終わるために

いっしょにすごしたときめき

浴衣からみるエロティシズム

【エロティシズムまとめ】

①エロティシズムとは、(モテと同じく)「気配」である

②エロティシズムとは、隠されていることから「滲む」ものである

③エロティシズムとは、類型であることからの「逸脱」である(おそらく「粋」と等価で)

 

【まきの副音声】

ゆかた着付け教室に行ってきたんですよ。日本ってエロいなあと思いましたよね。

まず、浴衣の着方や扱い方に工夫が随所に見られてそれがコード化されている所がエロティックだなと。丁寧さってすごく色気があるなあと思うんですよね。

で、次に着こなし方がほぼ同じという類型があって、その逸脱として帯の結び方が何通りかあるうちどれを選ぶか、あるいは着物の模様や柄、帯の色など、ちょっとした逸脱と言っていい意匠があることがエロティックですよね。

あと、これは私が感じた最もエロティックなポイントだと思うんですけども、前から見たらきちんと襟?が重なっているのに、後ろは少し抜いてうなじが見えるというのがね……。後ろ姿って、手が届かないし、自分では見えないじゃないですか。そこに隙を作るというね。日本は本当にエロティックだな。