また終わるために

いっしょにすごしたときめき

頑張りません、勝つまでは

頑張って、という声かけは時としてプレッシャーにしかならず、決して相手に寄り添う言葉になりえない場合もあると思うんですよねえ。

もし頑張って、と声をかけるのなら、「応援しているからね」あるいは、「もうあなたはよく頑張ってるよ」と言いたくなる。私は相手を突き放す言葉を言うと孤独を自分が感じる呪いにかかっているので。

自分がもうすでに頑張っているよ、とは言いにくいかもしれない。頑張っているね、というパロールは、他者に認められていてこそのものだと思うから。でも、もういまどきは自分から自分にたいして私頑張ったよね?と確認してみていいかもしれない。

頑張るぞー!と、自分にはよく声をかける。朝焼けの空に向かって、その地平の向こうにいる自分自身のためにだけの、応援。

だけど、なにもしないでいることも、勇気なんだ。だから私は言う。

頑張りません、勝つまでは。