また終わるために

いっしょにすごしたときめき

バスに揺られるわたしの憂鬱

薬を1種類切らしていて、夏バテのように、人生に対して無気力なのである。

それでも時間は待ってくれないし、私を置いてきぼりにしては新しい太陽の誕生日が繰り返される。

全身から意欲みたいなものが湧いてこず、私はそれでも生きている。人生の終わりはこんなことではやって来てくれないのです。

バスの外は見慣れた風景で、殺伐としてはうだつの上がらない街並みだ。わたしの憂鬱が、平行移動していく、バスは私以外の人も乗せて。

暑いね。