自分を傷つけてやりたくて、ぶろぐを書くことを思いついたのだけれども、それはあながち間違いじゃない。書くことは、間断なき破壊との闘いなのだから。
私は中学生のころ、とても孤立していて、修学旅行すらひとりでみてまわるという学生生活でひとりでいるという拷問を、学校内だけでなく出先の修学旅行でも味わったのであった。
とにかく中二病の真っただ中で、この属性の人、この所属の人、というふうにしか相手を気にすることができず、私はつねにそわそわと中腰でいるようなこころもちになっていて落ち着けずにいた。勉学に励みさえすればなにもかもうまくいくんだ、この憎しみを原動力に、勉学に尽力するんだ、と思い詰めていたけれど、それほど成績がよかったわけでもなく、数学がとにかく苦手で、いびつだらけの私を私は愛せずにいたのだった。
だれからも愛されなかった。世界中から。私も世界を愛さなかったから、世界も、また私を愛さずにいた。しかし一方で私は世界からむごいやり方で愛されていたのだ。