また終わるために

いっしょにすごしたときめき

元気、出ないな

いつものことをいつものような気持ちで取り組めず、心も身体も重苦しい。上手く息ができない、どこへ行こうと私は全人類の爪弾きものだと景色から教訓を受けるようで。

夏の日差し、恋しい木陰の涼風。全てから仲間はずれの私は「もう帰ろうか」とばかり考える……美術展も休みだったわけだし。

誰かいないかと考える。さびしさには夏の空すら困難だと気づく。