また終わるために

いっしょにすごしたときめき

ポップにはなり切れない人々のポップな渇望

f:id:sayfarewellslowly:20230127125338j:image

アンディ・ウォーホルがアジアの美術やアート、とりわけ日本に傾倒していたのは作品から滲み出ているので言うまでもない事実である。

 

f:id:sayfarewellslowly:20230127125450j:image

彼はポップを作り、ポップを切り、ポップを抉っていくことでさらにはポップの正体が万人に必ず平等に与えられる死にあると嗅ぎつけた。死の匂い。ポップを突き詰めれば、要するに死の匂いがする、と……彼は示したかったのかもしれない。この画像のモデルは生命力溢れる満面の笑顔だが、彼の仕掛けか思惑か、死の匂いしか逆にしない。バイオハザードサイレントヒルとかに出てきそうだし、ホラーでサイコな感じである。ポップとは、そういった正体を核に持っている。

脱線するが、量産型や地雷系が、ポップなのに死の匂いがするのは、私に言わせれば、当の彼女たちがポップになりきれないただならぬ生活という生命の活動のまま「生きている」からなんだと思う。


f:id:sayfarewellslowly:20230127130027j:image

日本の舞妓さん。表情が猛烈に良い。


f:id:sayfarewellslowly:20230127130058j:image

赤の塊。上手い表現だ。ニヒルな視点だとも思う。

 

f:id:sayfarewellslowly:20230127130156j:image

アンディ・ウォーホルキース・ヘリング

どう考えても、キース・ヘリングのがお人好しです。