また終わるために

いっしょにすごしたときめき

夜明け前、雪降る前

夜明け前はいっとうしずかで昏いように、雪降る前はいっそう寒くて震えるように、人生の明るく温かい場所にいくまでに、こういう時間をのんでいかないとならないらしい。

私は、人知れずつらい道を選ぶだろうなという気がしている。あえての艱難辛苦を求める。

なぜだろう?なんの回り道だろう?ひとりだろう、けど、あなたはそこに待っているだろう。それを確認したくて。