また終わるために

いっしょにすごしたときめき

春と生活

春になろうとしているからなのか、私は終日眠ってばかりの日が続いていて、うつうつと過ごしている。

眠りの中に内包される春というものがあるのならば、私は春などいらない(ただし、眠りはいる)。夢の中で父親と母親が再婚していた。春だなあ。

生きるのが億劫になる季節、夢から抜け出せない季節。春。

冬から春になるのは、たしかにいじらしいけど、まだ手先が冷たく震える。頭がとろけてうまく生きていけない。生活。春と生活は、断然相性がよくない。