また終わるために

いっしょにすごしたときめき

父親は犯罪者

私の父親は、私の母親に暴力を振るっていたDV犯罪者なんだけども、彼いわく「母親は3割悪くて自分は7割悪い」ということらしい。

それを聞いて耳を疑ったし、やはり犯罪者の基礎的な思考が常人と違うんだなという知性の違いの確認もできた……悲しいことが人生や世界には多すぎる……。

できれば、彼には「自分は犯罪者だから10割自分の罪だ」ということに気づいて欲しい。これまで、彼の人生にそれを示唆する人物が誰ひとりあらわれなかったことが、あまりにもおぞましいことと思えて私はもうつらくて考えたくない。

というより、気づける知性があるなら、まずDV犯罪というものを常習しなかったろうな。そこだよ、そこ。どの人にも光が行き届いたらいいのに、とこの先の人生について、願うしかできない。

わからず屋の父親は、置いていくしかない。そして、それで、いい。