また終わるために

いっしょにすごしたときめき

ゆっくりと手放す予期不安 ~立志編~

もうすぐ私は就業する、と思う。と、同時に学校にも通い始めてとても忙しく時間が惜しくなるんだと思う。

私は例の父親の嫡子として誕生した自分を過失の存在だと思っていたのだが、それと同じく父親のついていけない歪さを取り込んでしまった私自身を是正するかのように、指導者の粗を探しては、人生をやり直したりすることを心底求めていた……渇望と言っていい、クリシェだが。

組織や団体のうちにいて、指導者に対して粗探ししてしまうのは、予期不安や私のヒステリーの一種だ。人は師を間違えるとその予後が非常に悪くなる。だから無理もないが、そろそろその気持ちを手放して、信じることの風を先頭で感じてみたい。さぞ気分がいいに違いない。

このことについては、今後も考えてみたいから追記すると思う。