また終わるために

いっしょにすごしたときめき

毅然

こんな夢を見た。

父親がなんだか狂っていて、私に暴力を振るおうとしてきたが、私は習った剣道で返り討ちにした。父親は気絶した。私はその脈を首元で確認するところまで如実に夢を見た。

いつもと違う。いつもは、私が父親を例の旅行土産の木刀を両手にして怯みつつ殴り倒せず身体が竦むところで目がさめるのに。

なにか私の中で毅然として決まったものがあるみたいだと感じる。それが何かはまだずっと先になってわかってくることという霊感がある。

先日、父親と診察室に入って話し合ったことも関係していると思う。