また終わるために

いっしょにすごしたときめき

幸せになる、その前に

面接受けるためにその場所へと向かっている。

色んな考えが胸に去来する。期待で動く軽薄な人ばかり集まる場所が組織や会社という所だ。ところが、人は火花だけで動く訳では無い。人間を押して、堂々と図々しく牛のように進む人物が最後に残るんだ。

私はまた理不尽にさらされて、汚れていくんだろう……汚れるのは、部屋だけではない。

そういう考えが私を震え上がらせる。