また終わるために

いっしょにすごしたときめき

2023-05-01から1ヶ月間の記事一覧

かわいそうなあのひとを救いたくない

私には母親がいつも罪悪感とみじめさを刺激するほど気の毒な存在だから、もうかわいそうなその人を認めるのはくるしいのである。 これ以上に母親のことをかわいそうだと思いたくないし、かわいそうである証拠をみつけたくもない。美しくてつよいは母親の姿を…

罪と罰

金欠でろくに食事してないからか、栄養不足で鬱がひどく、しかも明日から新しく仕事が始まるという圧もあって、苦しい。落ち込んでいて、居てもたってもいられない。人がおそろしい。今美容室にいるのだけど、こわくてたまらない。 どうしたんだろう。Twitte…

なによりもゆるせないのは

苦しみや悲しみの過剰で私は自分のそういう抱えきれなかった感情を、快楽を手放すことで相殺したつもりでいたのだけども、それは大いに見当違いな方法でとてもとても苦い、不能感と不全感のみ手元に残ったのだった。 裏切られた青春の姿こそ、今の私そのもの…

感情、というできごと

私は私の感情をなるべく意識しないように生きることで、自分を守っていた。とてもつらい思春期だったし、あんまりにも苦しくてかかえきれないほどの悲しみやつらい気持ちがあったから。 だから、そうすると、楽しいはずの快楽まで逃げていってしまい、私は発…

喪った意味、あるいは父親はいるが母親がいないこと

人生や、生きることの「意味」なんて、本当は無いことをわかっているけれども、あえてその言い草を採択して言えば、私は得意科目の英語を頑張っても生きる意味なんてないんだという自覚をある瞬間してからというもの、なんとなく鬱々と過ごしては、英語に対…

期待の裏には失望しかないですよねえ

疲労と憂鬱と孤独感が胸に嵐を呼んでいて、頭の中はむしろ静か、そうでなくとも、少なくとも私は表面的には大変静かだ。 つらくてゆううつでさびしさをおぼえると、私は買い物へ出掛けがちらしい。今日買ったものは、必要だと感じたから購入したのだけど、ボ…

結婚=婚姻契約の就業

私たちは労働に関して、時間を買ってもらっている/時間を売っている、という意識でいないと、搾取される一方だという危機感を私はいつも強迫観念みたいに持っている。しかし、時間を買ってもらっている/時間を売っている、という意識は、ほとんどの人には無…

職業訓練校の思い出

職業訓練校で、書類提出の後、面接官に色々確認と尋問を受けた日だった。 まず、来る人全てスーツ姿なので、なかなかシックではあるけれどもワンピースの装いである私は、なんだか嫌な予感を覚えた。 特にお咎めはなかったものの、少し場違いだったらしく、…

毅然

こんな夢を見た。 父親がなんだか狂っていて、私に暴力を振るおうとしてきたが、私は習った剣道で返り討ちにした。父親は気絶した。私はその脈を首元で確認するところまで如実に夢を見た。 いつもと違う。いつもは、私が父親を例の旅行土産の木刀を両手にし…

ゆっくりと手放す予期不安 ~立志編~

もうすぐ私は就業する、と思う。と、同時に学校にも通い始めてとても忙しく時間が惜しくなるんだと思う。 私は例の父親の嫡子として誕生した自分を過失の存在だと思っていたのだが、それと同じく父親のついていけない歪さを取り込んでしまった私自身を是正す…

慕情

まいったな、会わなくていいはずなのに、という一言を私自身で反芻して消えない火を消そうと頑張ってしまっている。無駄な抵抗というやつだ……私はいつの間にか恋愛のただ中にその人と共に居て、あの人もきっと私が欲しいはずなのに、なのになのになのになの…