また終わるために

いっしょにすごしたときめき

3bitでも覚えておきたいいい言葉

まきなさんのブログのファンです

僕は、まきなさんのブログのファンです S

文学チック→文学的→エモい

まきのさんのブログはね、文学チックっていうか……(ここで"チック"ってなんだよというツッコミが入る)、いや、文学的?あ!エモい!んですよ…… V 【まきののひとくちメモ】 ま、文学チック→文学的→エモい、という言葉の位相は楽しかったです。

恋愛学がわかる。

精神分析は、人間の世界に対する根本の問題は憎しみであると理解する。なぜなら無力な赤ん坊は、世界から攻撃されると感じているからである。 しかし、人間は他者に依存しないと生き延びられない。生き延びるためには憎しみをその反対物に変える必要がある。…

やさしさの根源的方法論

宿を求めて来る者に、その名を尋ねるな。名乗りにくい者こそ、避難所を必要とする人だからである ユーゴー

政治とは憎悪を理解する能力なんだよ

だから私は言うのだ。 骨肉の情愛というものは一度その道を曲げられると、おそろしい憎悪に変ってしまう。理解の通わぬ親子の間柄、兄弟の間柄は他人よりも遠くなる。 私は久雄の父親にたいする憎悪がよくわかる。じつによくわかる。 政治とは他人の憎悪を理…

幸福の瞬間たまご

幸福とかそういうものは、本当に卵のようなものだと思う。大切だからといってきつくつかむと割れてしまうし、そっと扱いすぎても気がはってかえって負担になる。 だから、古今東西何万人もの人が語るように、いちばんよいのは、パック入り卵を自転車のかごに…

わたしたちが正しい場所に花はぜったい咲かない

わたしたちが正しい場所に 花はぜったい咲かない 春になっても。 わたしたちが正しい場所は 踏みかためられて かたい 内庭みたいに。 でも 疑問と愛は 世界を掘りおこす もぐらのように 鋤のように。 そしてささやき声がきこえる 廃墟となった家が かつてた…

悲しみ、喜び、希望

悲しみも、喜びも、希望で深められたらいいなと思います。 私

ズボッと

話きいてると、まきなさんは彼氏がいるのに告白してきたその人にズボッと入ってこられて、その衝動性が忘れられなくて、モヤモヤしてるって感じました。 R

不可避な死へと向かう緩慢な病

ジョン・アーヴィングの小説の登場人物であるT・S・ガープが言うように、人生とは不可避な死へと向かう緩慢な病の過程に過ぎないのであって、時間の差こそあれ、人はみんなやがて死ぬ。 何故なら生きること自体が、ひとつの治療不可能な病であるからだ。 村上…

私のブログについてのラヴ・レター

上手く言えませんが 時折見せるユーモアが 可愛らしいんじゃないでしょうか F

さよなら、涙

さよならの学者に、なりたい。 私

言葉は聞く者の同じ領域に届く

同じ言葉(たとえば夫が妻に言う「愛してるよ」)でも、言い方によって、陳腐なセリフにも、特別な意味をもった言葉にもなりうる。その言い方は、何気なく発した言葉が人間存在のどれくらい深い領域から出てきたかによって決まる。そして驚くべき合致によっ…

誠実がこの地上では不可能であるから

誠実であろうと思ったから、あらゆる手だてを尽してその炎を煽ぎ立てて守った。それなのにしばらくすると、炎はいつの間にか人しれず消えていたのである。 しかしトニオ・クレーゲルはなおしばらく冷え切った祭壇の前に佇んで、誠実というものが、この地上で…

好き嫌いは理屈じゃ無いんだ

あなたに助けられたから好きというわけでも無いし、あなたが風流人だから好きというのでも無い。ただ、ふっと好きなんだ。好きだから、あなたの悪口を言って、あなたをからかってみたくなるんだ。 太宰治 【御伽草子浦島まきな】 あの人は、好きだと言っては…

花のある事を信じ切っているのです

信じているのです。花のある事を信じ切っているのです。そんな姿を、まあ、仮に冒険と呼んでいるだけです。あなたに冒険心が無いというのは、あなたには信じる能力が無いという事です。 太宰治 【まきまき副音声】 休日の朝にいい天気だったりすると、こうい…

ほんとうのことをいえば、

人は、ほんとうのことを言われると、すごく笑うか、根に持って怒るかのどちらかの反応をする。 私

笑ってはいけない

鎖につながれたら、鎖のまま歩く。十字架に張りつけられたら、十字架のまま歩く。牢屋にいれられても、牢屋を破らず、牢屋のまま歩く。 太宰治

あの人はだめですよ。

悟るの悟らないのって、――そりゃ女だからわたくしにはわかりませんけれど、おそらくそんな意味じゃないでしょう。やっぱり何かやりたいのでしょう。それでいてできないんです。だから気の毒ですわ。 夏目漱石

愛するということ

配慮と気づかいには、愛のもうひとつの側面も含まれている。責任である。今日では責任というと、たいていは義務、つまり外側から押し付けられるものとみなされている。しかしほんとうの意味での責任は、完全に自発的な行為である。責任とは、他の人間が、口…

途方にくれている

でもね、僕にはまだわからないんだ。僕は途方にくれている。母は僕のことを愛していたんだと君は言う。とても深く愛していたんだって。君の言うことを信じたいと思う。でもね、もしほんとうにそうだとしても、どうしてもわからないんだ。なぜ誰かを深く愛す…

愛に平等は存在するのか

愛に平等は存在するのか。一途な愛を捧げることが愛の弱者となるならば、”愛”は”立場”という駆け引きなくして交わすことができなくなってしまう。 キェシロフスキ『トリコロール・白の愛』作品解説より

あやまちを犯すほうがいい

一瞬一瞬を充満させないままやり過ごすよりは、激しさと過剰の側に立ってあやまちを犯す方がいい。 スーザン・ソンタグ

くいちがう

僕が早熟を装って見せたら、人々は僕を、早熟だと噂した。僕が、なまけもののふりをして見せたら、人々は僕を、なまけものだと噂した。僕が小説を書けないふりをしたら、人々は僕を、書けないのだと噂した。僕が嘘つきのふりをしたら、人々は僕を、嘘つきだ…

君の中に、君以上のものを

私は君を愛している、 しかし、不可解なことに 私が君の中に愛しているのは 君以上のもの―― 対象「a」――なので、 私は君を切り裂く。 ジャック・ラカン

涙が出てなおのこと自分の悪いところが聞きたくなるんです

「私はとうとう辛抱しきれなくなって、先生に聞きました。私に悪いところがあるなら遠慮なく言ってください、改められる欠点なら改めるからって。すると先生は、お前に欠点なんかありゃしない、欠点はおれのほうにあるだけだと言うんです。そう言われると、…

世界が私を愛してくれるので

世界が私を愛してくれるので (むごい仕方でまた時に やさしい仕方で) 私はいつまでも孤りでいられる 谷川俊太郎 【まきのまきな副音声】 忘れるということは、きれいな地獄のようでほんとうにさびしいのだろう。忘れるということは、むごいことであり、と…

イヤイヤ、シブシブ、未練タラタラ、泣き泣き、セイセイするし、アキアキしたから、別れる。

ひとり去り、またひとり去り、いつか私の周りには誰もいなくなるだろう。記憶のなかだけが年々賑やかになり、別れたひとの顔や肢体や声が生々しくなっていく。ひとりで部屋にいると、つぎつぎと現れる過去のひとびとに茫然とすることがある。 「ローマの休日…

解決を見出すことではなく

困難なのは、解決を見出すことではなく、解決の前段階に過ぎないように見えるものを、解決として承認することではないか ウィトゲンシュタイン