また終わるために

いっしょにすごしたときめき

喪うことの始まりだとわかっていても

愛してる誰かを求めることは傷つくことの始まりと知っていようとも、私はなおそれでも愛することをやめない性懲りのない恋愛主体である。

急にもつれあった縁を喪うのは早いだろう。すぐに手に入ったものはなんでも壊れやすく喪いやすい。それを思うと恐ろしい。と同時に、もうあとには引けない。