また終わるために

いっしょにすごしたときめき

私は小説家生活ができない

あー、小説書くの、めんどくさいな・・・・・・。最近よく考えるんだけども、「作家はなろうとしてなるものではなく、気づけばなっていたものだ」とかってよく言うでしょ。あれなんなの。本当かなあ、なったから、そう言っているだけなんじゃないの、とか思うわけよ。

「私は文学がないと生きていなかった、文学は必要だったと同時に救いであった」とか言ってる作家さんいたんですよ。ちょっとはっきりとどんな文言だったか思い出せないけども、確かこういう感じのこと言ってたんですよね。そうかとまあ共感しつつ、ちょっと違うなあとも思ったんです。私に当てはめると、「文学への”あこがれ”でここまできた、必要や救いというものはそれほど意識しなかった、ただただ憧れに突き動かされ、踊らされてきた」というのが正解なんですね。

だからなんだ、と言われればそれまでなんですけども、文学に救われるほど上質な人生ではなかったし、文学を必要とするほど充実した暮らしでもなかったから。私はね。

生きてるだけで文学でしょ、ていう視座は未熟な未成年の頃よく考えていたけれども、今はそんなのとんでもない、という気持ちです・・・・・・。小説書くの、面倒くさい。どうすりゃいいのか。