また終わるために

いっしょにすごしたときめき

夜と、もうひとつの夜

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恋愛主体の心に、彼を苦しめたり和らげたりする闇(情動的、知的、実存的な)の暗喩を惹起する心的状態。

    ロラン・バルト『恋愛のディスクール·断章』

静になりたいのか、ざわざわしていることがむしろ相手への恋の証左なのか。それによって、私は何を証明したいのか?

夜に、包まれるにしてもあの人の名前と傍でそうされたい。離れている夜はまるで他人の顔だ。無表情。冷淡さ。