また終わるために

いっしょにすごしたときめき

苛立ちと、愁い

なにもかもめんどくさい。私が尽力しているほど、ものごとは報われないと知っていたのに、そのことに改めていらだって、うれいを感じる。

彼に笑顔でいることがつらくなってくる。彼は、私を裏切って、他の女性を選び、私を捨てたのに、そんなひとにすがって、私はそんなにやすい人間なのだろうか、と考えていらだたずにはいられない。

もうなにもかもいやなんだ。ただ、欲しいものが膨れ上がっていくばかりで。苦しい、つらい、うっとうしい。人生はだるい。投げやりな気持ちになっている。