2週間ぶりの英会話レッスンに私は、もどかしさとイラつきと、少しの焦りとで、バランスを崩していた。ようするに、不幸だったのである。
ある1人のお年寄りの女性(ヒロミさん、仮名)を初めとして、本当に若さが羨ましくてたまらないんだろうなというふうに、私をトレースしてくるのである(とくにヒロミさん、仮名)。それがまとわりついた蜘蛛の糸のように思えて、もうねえ、鬱陶しくて鬱陶しくて、鬱陶しい、のである。罠?かかってしまったのか、私は?情けない……。
私に嫉妬してくる人間の挙動というのは、だいたい把握しているつもりなんだけど、たいてい嫌悪しつつ私を矮小化して、それでも止まない羨望がゆえに、(それを素直に尊敬として示せばいいのに)逆噴射して嫌がらせみたいに私をトレースしてくるのである。だから、鬱陶しいと何度言っても過言ではない。
ヒロコ、あっっ、……ヒロミ(仮名、老女)は、いつも私をモヤモヤさせる。どうでもいい有象無象のはずなのに。
私が英語および英会話サイツヨになるしか、なさそうね。がんばろ。