また終わるために

いっしょにすごしたときめき

2022-06-01から1ヶ月間の記事一覧

良心的な、あまりに良心的な

PM16:00。入浴。このくらいの時間に入浴してしまうことがもっとも好ましい。 私は良心的なブログというものを、どこか狂気を内包しているように思えて恐ろしくて読めないのである。だから、迷った、この文章をはたして書きあげてしまってよいのかと。 もう夏…

浴衣からみるエロティシズム

【エロティシズムまとめ】 ①エロティシズムとは、(モテと同じく)「気配」である ②エロティシズムとは、隠されていることから「滲む」ものである ③エロティシズムとは、類型であることからの「逸脱」である(おそらく「粋」と等価で) 【まきの副音声】 ゆかた着付け…

恋愛学がわかる。

精神分析は、人間の世界に対する根本の問題は憎しみであると理解する。なぜなら無力な赤ん坊は、世界から攻撃されると感じているからである。 しかし、人間は他者に依存しないと生き延びられない。生き延びるためには憎しみをその反対物に変える必要がある。…

愛=I は、道徳を知らない

自己愛が足りなかろうが、充満してようが、他者を求める気持ちは破壊を含んでいて、愛とは脳のバグであり人生における事故に近いなとつくづく思う。 私をそこまで望んでくれる人に、何ができるかという視座はもういらなくて、一緒に死ぬしかその人には思いや…

【スペース議論】安楽死とこころの時代

【安楽死の権利を認めるべきか否か】 昨夜はありがとうございました。私はどちらかと言うと合理性の提示·立証が十二分に出来なかったのですが、まあ楽しかったと思ってます。以下が特に論点となっていた印象です。 ①安楽死の権利を認めることと倫理を両立さ…

父親×木刀の夢

私の実家には、父親が旅行の時にお土産として買った木刀があって、それを使って父親を殺そうとする夢を私はよく見る。しかし父親は強力でなかなか死なないし、それどころかよりいっそう強くなって私に反撃してくるのである。 あの木刀を供養したらいいのか、…

かわいい人

私にとって、かわいい人とは、とびきり好きな人というよりは、なんだか憎めない人のことなのである。 他者はいつも私に脅威的だ。なぜなら、自分自身の行動を逐一気をつけていないと相手の心情やその関係が、ガラリと変わってしまうリスクを含んでいるからだ…

死へと行進する心臓

植物には心臓(ハート)がない。咲いているだけで生まれては生きている。その様に心臓を持つ人間は、嫉妬せずにいられない。人間は、生まれて咲いているだけで、生きているわけにはいかないから。人間はいやしいから、動かずにはいられないんだ。 私の心臓(ハ…

やさしさの根源的方法論

宿を求めて来る者に、その名を尋ねるな。名乗りにくい者こそ、避難所を必要とする人だからである ユーゴー

猿は音楽を解さない

何故こんなにも眠いのだろうと思ってはうとうと鬱々していたいちにちだった。 私がキャンプに行った時、夜が明けたら鳥たちが歌っていた。私はその時、悲しいが美しさに心打たれる自己犠牲の恋についての夢ばかりみていた。おそらく鳥たちの歌が私に感応した…

ベルセルクについて語るときに我々の語ること ~サバイバーとスライバー~

三浦健太郎『ベルセルク』について、ブログで評論してほしいといううれしい要請がフォロワーからあって、私は今、”そうだ!京都へ行こう!!”という心持でペンをとっている。ありがとう! 端的に言えば、『ベルセルク』は、アダルトチャイルドあるある、の顕…

政治とは憎悪を理解する能力なんだよ

だから私は言うのだ。 骨肉の情愛というものは一度その道を曲げられると、おそろしい憎悪に変ってしまう。理解の通わぬ親子の間柄、兄弟の間柄は他人よりも遠くなる。 私は久雄の父親にたいする憎悪がよくわかる。じつによくわかる。 政治とは他人の憎悪を理…

フリフリイエローパンティの乱

元彼は私の新品未使用のフリフリイエローパンティを履いて、ふむ、としんみりした様子で一息ついた。私はそのあまりのフィット感と、元彼の顔立ちの変態ぶりとのコントラストにくらくらしていた・・・・・・悪い意味で。 フリフリイエローパンティは、私の趣味では…

立ち止まること⇔全力スルー

立ち止まることって才能だと思うんですよね。立ち止まったっていうのは天から呼び止められたってことですから、それはもう天から与えられたもの=才能ですよね。 立ち止まると、その時のその自分自身にしか、見えない・感じられない・考えられないことなんか…

風呂ハムレットの苦悩、あるいは思索

入浴の時間の恐怖に耐えかねて、よくTwitterでスペースを開いて感情を受け止めていただいている。だって、「今夜も入浴しなきゃいけないんですけど、怖いんで困ってるんですよ」と言ってかかりつけの医者の所まで行って眠っているところをたたき起こすわけに…

ようするに、不幸

2週間ぶりの英会話レッスンに私は、もどかしさとイラつきと、少しの焦りとで、バランスを崩していた。ようするに、不幸だったのである。 ある1人のお年寄りの女性(ヒロミさん、仮名)を初めとして、本当に若さが羨ましくてたまらないんだろうなというふうに、…

死が夢でも、いいじゃないか

中途覚醒したときは、なにかに呼び止められたんだと考えて、たいていブログを書くようにしてゐる。もしかしたら、言葉に呼び止められたのかもしれない。 死が夢でもいいじゃないか、と思った。「私の夢は、死ぬことです」というシンプルさ。あんまりそういう…

欲張りだから

「何か欲しいものありますか、私に出来ることならなんでも言ってください」と、言われた。こういう千載一遇のようでいて、本当の欲望が大きすぎるために何も望めない質問と要請が、恵まれた人生にはあるにはある。これを言った人物は、彼氏のお父様だった。 本…

ドッキリ祖母

亡くなったはずの父方の祖母が、じつは私の与り知らぬところで生きてました、という訳分からないドッキリ設定の夢を見て、うわあああ!……となって中途覚醒することがよくある。 亡くなったんなら、夢の中でも死んでろよ、と思う。私は父方の祖母が大嫌いだし…