まきののネガティヴ福袋
あの人は完成された、愛をとても望んでいたのだろうか・・・・・・、『鬼滅の刃』に出てくる家族の絆にあこがれる鬼のように、絆にあこがれていたのだろうか・・・・・・。 私が、イマカレの不正を謝罪して、そのかかわり方や関係性に深く感動した様子だった。つまり、絆…
死にたいなあ。なんだろうなあ、このゆるキャラみたいな顔して物騒な思いは。 今年の恋御籤では、「春の陽のような出会いがあるでしょう、変化がカギです」っていう暗示だったのに、あの人から結局絶縁されるし、私はもうこのゆるキャラみたいな希死念慮と一…
「きちがいじみた思い出の堆肥としての生を見つめる」 私のTo do list 「勇気なんて出さないこと」 「なるべく読んで、書くこと」 「考えすぎて落ち込まないこと」
もういっぱいあるけど、また忘れて、また出会う。そういうことを。忘れたくないといいつつ、人は忘れる。そうして、また出会う。忘れることは、出会うための種なんだ。 また出会えて、うれしいね。たとえ偽物のあなただったとしても。明日朝起きたら、おはよ…
ベケットはいつもいいタイトルで本を書いているな、とどれをとっても思った。たとえば、この「また終わるために」もそう、「いざ最悪の方へ」も、そう。 もう少し強くならないとな。けど、私はもうすでにあのころとは違った風の、おんなじ私だから、もういい…
ショックなことがあった。 私は、今日たくさん本を買った。どれも気になっていて、読みたかったものばかり。天気は柔らかい日差しのやや曇り空だ。私の好きな天気。風もない。優しい空気。隣人のちょっとした音楽が聞こえてくる。けど、別に耳障りでもない。…
自分自身できめたはずの習い事も休みがちになって、今日も結局休んでしまったけど、鬱の私は、なにがしたいんだろう? 深呼吸してもしても、思うように息ができない。まだ足りない気がする。冬の寒さは、私から意志を奪う・・・・・・どうにもならない。
みんな死ね。もう私を翻弄してさびしさ地獄に冤罪で投げ込む地獄門の番人みたいなあの人も、1人になりたい時に駄々をこねてうるさい彼氏も、みんな死ね。 疲れた。死ね。
疲労が私にまとわりつくと、私は1人で人混みを歩き、黒い矩形の揺れる影を見つける。それは、私をよぎる。憎悪で見送る。ありとあらゆる人々の、黒い矩形が揺れ、命の灯火のような動き方をするが、私はどれひとつとしてそれらが憎くてたまらない。 私の額は…
ひび割れそうで、透き通って待ってる明日を。むかむかする疲労をこなして、希望をみるには、ひび割れることをしっかり感じていないといけない。透明になるには、ひび割れることが必要だから。 まだらな不幸が私をゆるやかに脅し、このままメトロの線路に飛び…
不安感と、恐怖感が強い。まともな食事を取らずに一日今日ここまで来てしまったからかな、と思う。たぶんセロトニンとかがうまく生成されずにいるんだろう。 卵の殻の上を歩くような人生、綱渡りのような危なっかしい人間関係、ひとの気配と目と所作と表情。…
父親が、横たわってぐったりしている母親を足蹴にした。泣きつかれて、台所の床でぐったりした母親が、ぎゃっと声を上げて泣いた。 母親は夜中に私を置いて出て行った。部屋中の電気はついていて、充分明るかった。よそよそしい電灯の光に肌がひりつきそうな…
自分自身の心の平安のためには、家族との縁を切って、どこにも帰る居場所をなくしてしまうしかなかった。 私はもともと、ひとりだと思って生きてきた。見捨てられた人/子供だと。愛されることはないだろう、愛することはあるだろう。愛の弱者。 家族をささげ…
父親を裁く?それか、私は書きたいことで人の心を揺さぶる? 自分を掘り下げる?表現で世界を楽にする? どうしたいのだろう。作家はなりたくてなるものではないという言葉がある。目指すのではなく、むこうから次第にやってくる魔物のようなものだ、と。 私…
父親が母親に暴力をふるっていた。父方の親戚一同が母親をリンチしていた、とくに去年亡くなった父方の祖母がその首謀者だったんだけど、私はいまだにその祖母が憎くて、死んだ後でも死ねと願うほどだ。記憶が忌々しいのである。彼女は死してやっと平和や平…
いつもいい匂いさせていたい。キレイに装っていたい。約束だって守りたい。 けど、それがとても難しい、とても難しい。部屋も整理整頓して片付けておきたい。 昼間ぐうぐう眠って、夕方から元気出る。化粧の上手なやり方を習いたい。
涙がこぼれた。美しいことは、こんなにも苦しい。 雨傘拡げて、そこだけ世界を雨天にする。私には太陽に近づかない理由があって、私も太陽がこわいと思っている。 何があなたにそうさせたの? それがわからなくて、いつも太陽がやってくる。その度、心が焦げ…
終わりましたら、また会いましょう、この水晶宮で。 ただ手紙にそう書いた。そうして宛先もなく投函した。これからはそうして生きていくから。 私には友達がいない、いた試しが無い。だから、水晶宮、そこで踊る時にはきっと、みんなが嫉妬する。
自分でも何がこんなに悲しくて辛くて苦しいのか分からないんだ、ただ彼の頬から微笑が忘れ去られたというそれだけなのに。 太陽よ、彼の正気を返してください。 私はもう動けない。彼ももう動けない。一緒に二人セゾン。季節が夏から傾いて、そのまま秋に飛…
生きるの辛い 生きるの辛い 生きるの辛い 生きるの辛い。 太陽に照らされて私はすっかり言葉をなくした。太陽があるから、人は本を読むのかもしれない。喪った言葉達が影を落として形作った文字を追って物語が織り成されていく。 生きるの辛い 生きるの辛い …
クーラーは快適だけど、やる気まで冷やしてしまって私はもう動けない(動きたくない)。太陽は傍若無人で、だからこそ尊いと、これまで人々から崇められてきた史実があるのだろうか。 彼がぐうぐう寝息を立てている。この夏の暑さを彼のせいにして、どこへも行…
昔の思い出がまた亡霊のようにわたしの元にやってくる。 もう分かってんだ、それは壊れてやり直せないものだと。しかし何度もその時の相手の顔や、言葉や、その場にいた私の顔と声にならない声までこだまする。 職場で誤解されて泣かされたこと。 「それ、ど…
明るい日差しの中舞い散る埃が反射してちらちらと光を放つ。幸福。この光景に共起するものは、それ。 私と彼は暑い夏の大気圏に突入して、CDをレンタルしに出た。途中でアイスコーヒーを飲んで、飲み比べをして、ほろ苦いカフェの関係を私たちに当て嵌めた。…
終日眠っていた。私は夢を見た。母親が私たちの元にまた戻ってくる夢を。父親はそこにはいない。とても嬉しく思って、母親を容認していた。許してあげる、と態度で暖かく迎えた。気の毒な母親を、そうして癒してあげたいという私の夢。 私は色んな見知らぬだ…
夜になると、あなたが膨れてくる。約束はしてないけども、いつかの時の意地悪を思い出して、憎らしくなるのに、また会いたい。 夜になるとあなたが膨れて、私は枕に顔を預ける。息の根がこのまま止まればいいのに。そして、あなたがこの枕元にやって来て、私…
幸せで、明日も今日みたいな代わり映えしない日が来るといいと思う程、白米を食べると悲しくなる。 今日は今から繁華街のゴミ拾いボランティアをする。何が悲しいのだろう、あのお米の一粒一粒が? 何故か悲しいんだ。どうしてかは分からないけども、白米が…
土曜早朝恒例予定の、まち清掃ボランティアを完遂。綺麗になったと思う。 ゴミは文明のおごり。脈絡なく捨てられているかと思うと、そうでもなく、それなりに根拠となる事実がそこにあったりする。 綺麗に清掃しながら進んでいくと、こんなに捨てる人もいる…
お母さん、あなたを想うと、胸が痛いような、どうか私や弟を後に残してまででも選んださい先を願わずに居られない。お父さんとの依存状態にもさよならして、暴力からものがれ、私を置いていった人。 私はあなたを治せなかった。あなたを救えなかった。あなた…
突然、目が覚めてからもう1時間経った。 勉強しようかと考えるものの、なんだか尻込みしてしまう。せっかくだから、なにかタスクを片付けてしまいたい気持ちがある。彼は隣の部屋でとても静かにしている……眠って居るのだろう。夜明まで、まだまだ遠い。 入浴…
いきなりお見合いだけで知り合ったよく知らなかった相手と結婚して、すぐに暴力を毎日受けることになって10年以上過ごしていた母親のことを考えてしまう、「私にどうしろと言うの?」と。 あの気の毒な母親の毎日に報いてやるにはどうしたらいいだろう?私は…