また終わるために

いっしょにすごしたときめき

2021-01-01から1年間の記事一覧

だけどそれじゃ苦しい

あの人を待つのをやめて、私は私の所を得た毎日を過ごしてくれ、とあの人から言われているような気持ちになる。 だけど、それじゃ苦しいんだ。あの人に鬱陶しがられているのだろうと思う。苦しい。私はもう死ぬしかない気がする。

あきらめるときの足跡

私ごと消え去ったら、あの人は現れるんだろうか?あの人はどうして韜晦してしまったのだろう。私は黙殺されたまま、あの人からからかわれているのかもしれない。

恋しくて、恋しくて、ついに

イマカレに別れを告げて、まだ受け入れられていないし、まだなにもかも途中だけど、それでも耐え切れず、私はあの人にメッセージを送ってしまった・・・・・・。返事はきっと来ないだろう。もしかしたら、黙殺されるだけじゃなくて、アカウントごと、消されてまた…

恋しくて、恋しくて、思いがけず

思いがけず、あの人に新たな好きな人ができて、私の前から消えたのではという可能性に苛まれている。しかし、そうならそうと、言ってほしかったのに。私からは、「もう私が無理だと思うなら、言ってね」と伝えていたのに、何も言わずにいなくなってしまった…

恋しくて、恋しくて、今日も

今日も朝起きてすぐあの人が恋しい。 あの人に私の思いが届いたらいいのに、と緊張する。ひとりで。何やってんだか。

恋しくて、恋しくて、冬が来る

昨日、イマカレに、もう別れよう、と伝えた。イマカレは、受け入れられない、認めない、といって別れないというつもりらしい。 私にはもうイマカレへの恋慕はなく、あるのは少しの親切心だけ。私は、あの人への恋慕の燃え殻で、イマカレと一緒にいるわけには…

恋しくて、恋しくて、かなしい

あの人の誠実さが、悲しいほど私の胸を打つ。私は、あくまでも、イマカレの恋人である私は、他人の物という立ち位置であるから、そんな私をあの人は奪うわけにはいかないと倫理と誠実さを損なわずにいようとしていたと今更ながら気づかされる。ようするに、…

恋しくて、恋しくて、どれが愛なのか

私がここでできることをしたいと思う。それがなんなのか、わかるようでわからないから、こんな一言でまず始めているんだろう。 私ができることは、あの人へ、ほとぼりが冷めたな、と思わせること。 能動的でなく、静的に、あの人をそっとしてあげること。 私…

恋しくて、恋しくて、もう朝なの

あなたは好きだけど、あなたの好きな人とを引き離してまで一緒になるわけにはいかない。あの人の言い分はこれなのだろうか? 今朝も天気はいいみたいだけど、この晴れ渡る朝日のもとに私は一人、駅の小荷物のように置き忘れられた。思えば、あの人はいつでも…

恋しくて、恋しくて、刹那のときに

あの人は私を置いてきぼりにしてしまった、もういつまでも傍にはいられないと思ったのだろう。前に進もうとそれを選んだ……理不尽まみれの人生にも、立ち向かう、私を置いてでも。 尚更好きになる、そんなあなたの強さが眩しい。あなたは、とても家庭や家族の…

恋しくて、恋しくて、えいえんといちにち

あの人との連絡手段がいよいよなくなってしまった、何もかも完全に。私は私の住所と電話番号と、LINEのIDも伝えていたけれども、おそらくそれらを伝って彼が私に息を吹きかけてくれることはないだろう・・・・・・私はいわば、仮死状態の世界を生きて、いや、死ん…

恋しくて、恋しくて、ながい夜

私はあの人を待ちわびている。馬鹿みたい、そういったところで苦しさは何も変わらないし、ひとからみたらさぞ馬鹿ばかしいだろうに。 あの人は数日もう姿をあらわしていない。病気と多忙に文字通り倒れているのだろう……事情は分かる……私も周りのみんなと同じ…

矩形に揺れる影、人混みの中での

疲労が私にまとわりつくと、私は1人で人混みを歩き、黒い矩形の揺れる影を見つける。それは、私をよぎる。憎悪で見送る。ありとあらゆる人々の、黒い矩形が揺れ、命の灯火のような動き方をするが、私はどれひとつとしてそれらが憎くてたまらない。 私の額は…

walk on a egg shell

ひび割れそうで、透き通って待ってる明日を。むかむかする疲労をこなして、希望をみるには、ひび割れることをしっかり感じていないといけない。透明になるには、ひび割れることが必要だから。 まだらな不幸が私をゆるやかに脅し、このままメトロの線路に飛び…

1人で季節をめぐること

不安感と、恐怖感が強い。まともな食事を取らずに一日今日ここまで来てしまったからかな、と思う。たぶんセロトニンとかがうまく生成されずにいるんだろう。 卵の殻の上を歩くような人生、綱渡りのような危なっかしい人間関係、ひとの気配と目と所作と表情。…

【小説】もう愛されないだろう

父親が、横たわってぐったりしている母親を足蹴にした。泣きつかれて、台所の床でぐったりした母親が、ぎゃっと声を上げて泣いた。 母親は夜中に私を置いて出て行った。部屋中の電気はついていて、充分明るかった。よそよそしい電灯の光に肌がひりつきそうな…

・・・・・・ささげる。

自分自身の心の平安のためには、家族との縁を切って、どこにも帰る居場所をなくしてしまうしかなかった。 私はもともと、ひとりだと思って生きてきた。見捨てられた人/子供だと。愛されることはないだろう、愛することはあるだろう。愛の弱者。 家族をささげ…

なにが私をここまで?

父親を裁く?それか、私は書きたいことで人の心を揺さぶる? 自分を掘り下げる?表現で世界を楽にする? どうしたいのだろう。作家はなりたくてなるものではないという言葉がある。目指すのではなく、むこうから次第にやってくる魔物のようなものだ、と。 私…

夏の忘れ形見、あるいは、夢の残骸、その呪い

父親が母親に暴力をふるっていた。父方の親戚一同が母親をリンチしていた、とくに去年亡くなった父方の祖母がその首謀者だったんだけど、私はいまだにその祖母が憎くて、死んだ後でも死ねと願うほどだ。記憶が忌々しいのである。彼女は死してやっと平和や平…

夜になるとマキノは

いつもいい匂いさせていたい。キレイに装っていたい。約束だって守りたい。 けど、それがとても難しい、とても難しい。部屋も整理整頓して片付けておきたい。 昼間ぐうぐう眠って、夕方から元気出る。化粧の上手なやり方を習いたい。

what made you do that ?

涙がこぼれた。美しいことは、こんなにも苦しい。 雨傘拡げて、そこだけ世界を雨天にする。私には太陽に近づかない理由があって、私も太陽がこわいと思っている。 何があなたにそうさせたの? それがわからなくて、いつも太陽がやってくる。その度、心が焦げ…

あの水晶宮でまた会いましょう

終わりましたら、また会いましょう、この水晶宮で。 ただ手紙にそう書いた。そうして宛先もなく投函した。これからはそうして生きていくから。 私には友達がいない、いた試しが無い。だから、水晶宮、そこで踊る時にはきっと、みんなが嫉妬する。

苦しんだり、悩んだりして

自分でも何がこんなに悲しくて辛くて苦しいのか分からないんだ、ただ彼の頬から微笑が忘れ去られたというそれだけなのに。 太陽よ、彼の正気を返してください。 私はもう動けない。彼ももう動けない。一緒に二人セゾン。季節が夏から傾いて、そのまま秋に飛…

世界は変えられない

生きるの辛い 生きるの辛い 生きるの辛い 生きるの辛い。 太陽に照らされて私はすっかり言葉をなくした。太陽があるから、人は本を読むのかもしれない。喪った言葉達が影を落として形作った文字を追って物語が織り成されていく。 生きるの辛い 生きるの辛い …

雨はすっかり上がって、8月

クーラーは快適だけど、やる気まで冷やしてしまって私はもう動けない(動きたくない)。太陽は傍若無人で、だからこそ尊いと、これまで人々から崇められてきた史実があるのだろうか。 彼がぐうぐう寝息を立てている。この夏の暑さを彼のせいにして、どこへも行…

勝たない、けど、負けない

昔の思い出がまた亡霊のようにわたしの元にやってくる。 もう分かってんだ、それは壊れてやり直せないものだと。しかし何度もその時の相手の顔や、言葉や、その場にいた私の顔と声にならない声までこだまする。 職場で誤解されて泣かされたこと。 「それ、ど…

ひとひらの幸せ

明るい日差しの中舞い散る埃が反射してちらちらと光を放つ。幸福。この光景に共起するものは、それ。 私と彼は暑い夏の大気圏に突入して、CDをレンタルしに出た。途中でアイスコーヒーを飲んで、飲み比べをして、ほろ苦いカフェの関係を私たちに当て嵌めた。…

寝ても眠い、覚めても眠い

終日眠っていた。私は夢を見た。母親が私たちの元にまた戻ってくる夢を。父親はそこにはいない。とても嬉しく思って、母親を容認していた。許してあげる、と態度で暖かく迎えた。気の毒な母親を、そうして癒してあげたいという私の夢。 私は色んな見知らぬだ…

膨れるあなた

夜になると、あなたが膨れてくる。約束はしてないけども、いつかの時の意地悪を思い出して、憎らしくなるのに、また会いたい。 夜になるとあなたが膨れて、私は枕に顔を預ける。息の根がこのまま止まればいいのに。そして、あなたがこの枕元にやって来て、私…

白米食べると、悲しくなる

幸せで、明日も今日みたいな代わり映えしない日が来るといいと思う程、白米を食べると悲しくなる。 今日は今から繁華街のゴミ拾いボランティアをする。何が悲しいのだろう、あのお米の一粒一粒が? 何故か悲しいんだ。どうしてかは分からないけども、白米が…